心や性格ではなく、身体から治す
こんにちは!
平井鍼灸院の中村です。
当院では、うつ病や自律神経失調症を身体から治すことを大切にしています。
もちろん、患者さんの気持ち、心の面も大切にしておりますが、
身体を治すことで気持ちが上向いていくことが多いんです。
なぜでしょう。
それは、問題が身体にあることが多いからです。
人は体調が悪いと機嫌が悪くなります。
疲れていたり、体調が悪いときは普段笑っていられることが、
笑っていられなくなったりします。
なのでその人の心の問題ではなく、それは身体に問題があると言えます。
そして、このことは脳の仕組みからも説明できます。
脳は新皮質、辺縁系、脳幹と3つに分けられます。
この部位はそれぞれ担当があるんです。
新皮質=性格
辺縁系=心
脳幹=体
この優先順位は、
1、脳幹=体
2、辺縁系=心
3、新皮質=性格
脳幹は生命維持に大切で呼吸や心臓の動きに影響します。
辺縁系は感情と記憶、新皮質は物事を考えたり理性を大切にします。
脳幹が動かなくなると、死んでしまうので一番守らなければならない部分です。
なので身体がしんどくなってくると一番うつになりやすくなります。
うつの状態は、心より身体が優先されます。
まず身体から改善していきましょう。
何かお役に立てることございましたら、ご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
平井鍼灸院
中村 優紀