耳鳴り
患者さん
耳の中が詰まっている気がする…
最近、キーンという音がよく鳴る
患者さん
患者さん
病院に行ったけど原因が
自律神経と言われた…
薬を飲んでいるけど症状が軽減されない
患者さん
院長
耳鳴りは、どなたでも発症する可能性があります。
ただ、あるポイントを抑えれば改善することができますので、安心してくださいね。
今回耳鳴りの原因と対処法から当院での治療の進め方を分かりやすく解説します!
平井鍼灸院では、抗うつ薬離脱症状(薬の減薬期の症状)の症例を取り扱っています。
今回は、抗うつ薬離脱症状(薬の減薬期の症状)に関する基礎知識と、施術に関係する情報提供をさせて頂きます。
平井鍼灸院の耳鳴りの対応とは?
耳鳴りの平井鍼灸院の対応は、鍼灸施術をベースとしております。それに加えて、栄養指導、運動指導などを複合的に取り組み自律神経失調症からの回復をサポートしております。薬を飲んでいる方は、減薬もしくは断薬を目指している方は、主治医の先生と相談をしながら体の症状回復に応じた薬の調整をしていきます。
平井鍼灸院では東洋医学的に「耳鳴り」の原因を考えることを大切にしています。なぜなら、西洋医学の考え方では、耳鳴りを根本的に対処できないことが多いからです。
東洋医学では、耳は腎臓の機能を現します。
年をとると耳が聞こえづらくなるのは、腎臓の機能低下から起こるとされています。
耳鳴りは、体の神経の働きが弱ることによって起こります。
また、食事、運動、睡眠、ストレス対処をバランスよく行う必要があります。
- 食事面
栄養素の中では、塩分濃度が高い食べ物は控えましょう。塩分は腎臓機能に負担がかかります。 - 運動面
30分以上の有酸素運動をしていきましょう。心拍数は100~120/分。 - 睡眠面
7時間の質の高い睡眠を確保しましょう。分割でも構いません。昼夜も問いません。 - ストレス対処
精神的、構造的(体の歪み)、化学的(栄養素不足)、温度湿度ストレスに対してそれぞれ対策を3つ以上立てていきましょう。
東洋医学は経験医学とも言われている為に、患者さんの生活に根付いた学問でもあります。是非一緒に活用をしていきましょう。
耳鳴りとは?
耳鳴りの症状は二つのタイプに分かれています。
- 自覚的耳鳴り
自分だけに音が聞こえる。音源がないのに音がする。耳鳴りの最も多い症状。 - 他覚的耳鳴り
聴診器をあてると他人にも音が聞こえる。呼吸音・心臓の音・血液の流れる音・筋肉の収縮音など。
上記の分類のうち、耳鳴りの殆どが自覚的耳鳴りに該当します。自律神経失調症の患者さんも、自覚的耳鳴りに該当します。特にストレスやホルモンバランスの異常などで症状が悪化します。
自覚的耳鳴りは、自律神経失調症やホルモンバランスの影響の他にも、頭の骨の歪みが関係していることがあります。頭の骨の歪みは、脳の神経の働きの誤作動に繋がります。脳の神経は、聴覚や平衡感覚なども整えているので、頭の骨の歪みが脳の神経の誤作動を生み出すと耳鳴りになりやすいと考えています。
耳鳴りの症状とは?
- 低音性耳鳴り
耳の中がつまったように感じる音。ブーン・ゴーッ・ボーンなど。 - 単音性耳鳴り
聞こえるのが一つの音だけ。 - 雑音性耳鳴り
音がいくつか混ざっているように聞こえる。 - 慢性耳鳴り
耳鳴りがずっと続く。決まった時間になる。強くなったり弱くなったり。 - 突発性耳鳴り
突然激しい耳鳴りがする。 - 頭鳴り
頭の中で音がしているように感じる。これも耳鳴りの一種です。通常の耳鳴りは片方の耳に耳鳴りがおきていることが多いのですが、両側に同じように耳鳴りおきると頭で反響して聞こえます。大きな音の場合でも頭で鳴っているように感じられるかもしれません。
自律神経の乱れを整える場合は耳周りと首の施術、他覚的耳鳴りの場合は内臓からアプローチをする為お腹と手足の施術が中心となります。心身共に、原因がどのようなことが当てはまるのかを分析することで、より具体的な対策を立てることが出来るでしょう。
耳鳴りが薬で改善されない理由とは?
薬では耳鳴りが緩和されない理由については、以下の通りです。平井鍼灸院では、ひどい耳鳴りの場合は薬を併用しながら施術計画を立てています。必ずしも薬を使用しない方が良いわけではありません。
- 真の原因の特定が難しい
耳鳴りの原因は多岐にわたり、特定するのが難しいことがあります。適切な対処をするには、原因を見極めなければなりません。西洋医学では、耳鳴りの原因としてメニエール病などがあげられますが、一部の耳鳴りに限られます。 - 治り方や症状に個人差がある
人によって耳鳴りの原因や症状が異なるため、同じ薬がすべての人に効果的であるとは限りません。特に関係してくるのは生活環境音や仕事環境音の差です。音がうるさい環境にいると耳鳴りは悪化しますし治りづらいです。また静かすぎる場合も気になってしまいます。あとは年齢によっても、治り方や症状に個人差が出やすくなります。 - 耳鳴りが慢性化している場合
耳鳴りが長期間続いている場合、治療が難しいことがあります。一部の場合、完全な改善が難しいこともあります。西洋医学では急性期の耳鳴りは薬の処方の対象になりますが、慢性化した症状に対しては睡眠薬や抗不安薬などが処方されることがあります。慢性化していると、薬での対処は難しくなります。 - 4.治療法の不足
西洋医学では現時点で耳鳴りの治療法は限られており、効果的な治療法がないこともあります。
症例・患者さんの声
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得