離脱症状(薬の減薬期の症状)
患者さん
不安や不安感落ち着かない感じがある
頭痛や頭部の圧迫がここ最近ある
患者さん
患者さん
寝たくてもなかなか寝付けない…。
毎日の疲れやだるさが抜けず日々辛さが増してくる…。
患者さん
院長
離脱症状は、どなたでも発症する可能性があります。
ただ、あるポイントを抑えれば改善することができますので、安心してくださいね。
今回は離脱症状の原因と対処法から当院での治療の進め方を分かりやすく解説します!
平井鍼灸院では、抗うつ薬離脱症状(薬の減薬期の症状)の症例を取り扱っています。
今回は、抗うつ薬離脱症状(薬の減薬期の症状)に関する基礎知識と、施術に関係する情報提供をさせて頂きます。
平井鍼灸院の離脱症状の対応とは?
平井鍼灸院では、減薬期の症状(離脱症状)に対して、主治医(専門医、内科医、メンタルクリニックの担当医)の指示を仰ぎながら脳神経の調整を行うことサポートしております。脳神経の調整のサポートとは、頭蓋骨の歪みを整える整体施術、頚椎~腰椎~骨盤までを調整する整体施術、高濃度酸素オイルを使用した神経および血流調整、サプリメントを用いた体質を変えるサポートのことを示します。
抗うつ薬離脱症状とは?
抗うつ薬の減薬期の症状は、服薬している薬の血中濃度が下がってきたことによって起こります。一般的には、半減期という時期が血中濃度が下がってくる時期を表します。メンタルクリニックや心療内科、専門医によるサポートが必要となる時期です。
うつ病などの精神疾患の薬物を中止または減少することによる辛さは、抗うつ薬の離脱症状として知られています。これらの症状は、抗うつ薬の依存性または耐性があるかどうか、またどの種類の薬物が使用されていたかによって異なりますが、一般的に次のような辛さを伴うことがあります
1.不安と興奮感
抗うつ薬を中止または減少させると、不安感や興奮感が増加することがあります。これは特に、抗不安薬や抗うつ薬の一部の薬物に関連しています。
2.抑うつ感や情緒の不安定さ
抗うつ薬の中止によって、抑うつ症状が悪化することがあります。情緒の不安定さや気分の変動も現れる可能性があります。
3.頭痛とめまい
抗うつ薬の中止によって、頭痛やめまいが生じることがあります。これは特に一部の精神安定剤や抗不安薬に関連しています。
4.吐き気と消化器系の不調
薬物の離脱に伴い、吐き気や嘔吐、下痢、便秘などの消化器系の症状が現れることがあります。
5.身体的不快感
筋肉痛、関節痛、震え、発汗、体の不快感などの身体的症状が現れることがあります。
6.睡眠の問題
薬物の中止によって睡眠の問題が生じ、不眠症や異常な夢を経験することがあります。
これらの辛さは、薬物の依存性、使用期間、用量、薬物の種類によって異なります。また、離脱症状は一時的である場合もあれば、持続的な場合もあります。
抗うつ薬の離脱・減薬(医師)
以下は、一般的な薬の離脱症状についての記述です。こちらの参考引用させて頂きます。
■作用物質
睡眠薬、抗不安薬、抗精神病薬、アルコール、タバコ(ニコチン)アヘン類(麻薬類)、覚醒剤、コカインなど。
■主な症状
症状や程度には個人差があります。
1.精神的症状
落ち着きがなくなる、イライラする、不安、集中力の低下、注意障害、幻覚、興奮状態になるなど。
2.身体的症状
頭痛、めまい、しびれ、耳鳴り、吐き気、発汗、感覚過敏、知覚異常、けいれん、便秘や下痢、食欲不振など。
断薬もしくは減薬した際に出てくる症状は、薬を接種していたころとはまったく違う新しい症状である場合と、薬を飲む以前に出ていた症状が再び出現する場合の2種類がある。前者は離脱症状、後者は反跳症状(はんちょうしょうじょう)と呼ぶ。
離脱症状の代表的症状とは?
抗うつ薬(SSRIやSNRIなど)の離脱症状
・めまいやふらつき
・頭痛
・吐き気
・不安や興奮感
・睡眠障害
抗精神病薬の離脱症状
・不安や興奮感
・睡眠障害
・筋肉のこわばりやけいれん
・震えや不随意運動(ジスキネジア)
鎮静薬や抗不安薬(ベンゾジアゼピンなど)の離脱症状
・不安
・睡眠障害
・手や足の震え
・せん妄
・不安定な感情
躁うつ病に使われる薬の離脱症状
・躁病またはうつ症状の再発
・不眠症
・不安感
これらの症状は、急激な薬物の中止によって生じることがあります。
薬では離脱症状が緩和されない理由とは?
薬によって離脱症状が改善されない理由は、いくつかの要因が絡み合う可能性があります。以下はその要因です。
1.個人差
個人差が大きいため、薬物をしても離脱症状が軽くならないことがあります。遺伝的な要因や身体的な健康状態の違いが影響する可能性があります。
2.薬物の種類や使用期間
一部の薬物は、離脱症状が比較的長引くことがあります。また、使用期間が長いほど離脱症状が顕著になることがあります。
3.薬物の種類による依存性
一部の薬物は、身体や脳の依存性が強く、離脱症状が出やすいです。主にベンゾジアゼピン系の薬物は依存確立しやすい特徴があります。
4.同時に他の薬物の使用
他の薬物やアルコールなどが同時に使用されると、離脱症状が複雑化する可能性があります。
5.既存の精神疾患や健康問題
既存の精神疾患や身体的な健康問題がある場合、離脱症状が改善しにくくなることがあります。
これらの要因は複雑に絡み合っており、個々のケースによって異なります。
患者さんの声