【頭鳴りが治った】体験ブログ|鍼・ツボで改善した人の治し方
病院で検査をしても「異常なし」と言われ、鳴りやまない頭の音に一人で悩んでいませんか。
このブログでは、かつて頭鳴りに苦しんだ私が、鍼治療やツボ押しといったアプローチで症状を克服した体験談を基に、具体的な治し方を紹介します。
医学的に治らないと言われたとしても、諦める必要はありません。
この記事を通じて、頭鳴りが治るという希望を見出し、つらい症状から抜け出すための具体的な方法を見つけてください。
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つらい頭鳴り…「一生治らない」と諦めていませんか?
「キーン」という金属音や「ジー」という機械音が一日中頭の中で鳴り響く頭鳴りは、経験した人にしか分からない非常につらい症状です。
病院では原因不明とされ、「気にしないように」「一生付き合っていくしかない」と言われ、絶望的な気持ちになる方も少なくありません。
しかし、その辛い症状を放置すると、不眠や不安感がひどい状態につながり、日常生活に支障をきたすこともあります。
治らないと諦めてしまう前に、なぜ頭鳴りが起きるのか、そしてどのような対処法があるのかを正しく理解することが改善への第一歩です。
【実例】私が鍼とセルフケアで頭鳴りを克服した体験談
私自身、数年前に突然「ジー」という頭鳴りを発症し、耳鼻科や脳神経外科を転々としましたが、いずれも異常なしという診断でした。
処方された薬も効果がなく、一日中鳴り響く音に精神的に追い詰められる日々が続きました。
そんな中、藁にもすがる思いで試したのが鍼治療です。
施術を重ねるうちに、長年の悩みだった首や肩のコリがほぐれ、それに伴って頭の音が少しずつ小さくなっていくのを実感しました。
さらに、自宅でできるツボ押しなどのセルフケアも並行したことで、今ではほとんど気にならないレベルまで改善しました。
頭鳴りを治すには、西洋医学とは異なる視点でのアプローチが有効であると身をもって体験しました。
そもそも頭鳴りとは?耳鳴りとの根本的な違いを解説
頭鳴りは、外部に音源がないにもかかわらず、頭の中や脳内で音が鳴っているように感じる症状です。
耳の中で音がする「耳鳴り」とは、音の発生源が異なると考えられています。
耳鳴りは内耳など聴覚器の問題が主な原因ですが、頭鳴りは脳の聴覚野の異常な興奮が関係しているとされ、より複雑な要因が絡み合っているのが特徴です。
そのため、耳鼻科の検査では異常が見つかりにくく、原因不明と診断されるケースが多く見られます。
「キーン」「ジー」という不快な音の正体
頭の中で聞こえる「キーン」「ジー」「サー」といった音は、実際に何かが鳴っているわけではありません。
これらの音の正体は、脳が作り出している架空の音、いわば「脳の誤作動」によるものです。
何らかの原因で脳の聴覚を司る部分(聴覚野)が過敏な状態になると、外部からの音の入力がないにもかかわらず、脳内で無秩序な電気信号が発生します。
この異常な信号を、脳が過去に聞いたことのある音の記憶と照合し、「キーン」や「ジー」といった意味のない音として認識してしまうのです。
特に周囲が静かな環境では、この内部のノイズがより際立って聞こえやすくなります。
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病院の検査で「異常なし」と診断される理由
頭鳴りの症状で耳鼻科や脳神経外科を受診すると、多くの場合、MRIやCTといった画像検査が行われます。
これらの検査は、脳腫瘍や脳梗塞といった脳の器質的な異常、つまり形として見える病変を発見することが目的です。
しかし、頭鳴りの多くは、脳の機能的な問題、例えば血流の悪化や自律神経の乱れ、聴覚野の過剰な興奮といった、画像には映らない原因によって引き起こされます。
そのため、重大な病気が隠れていない限り、検査結果は「異常なし」となります。
結果として、有効な治療法が見つからず、精神科での治療を勧められるケースも少なくありません。
頭鳴りを引き起こす主な原因は脳の興奮と自律神経の乱れ
頭鳴りは単一の原因で起こるものではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
その中でも特に重要とされるのが、「脳の興奮状態」と「自律神経の乱れ」です。
ストレスや身体的な不調が引き金となり、心身のコントロールタワーである自律神経のバランスが崩れると、脳が常に緊張・興奮した状態に陥ります。
この状態が、頭鳴りを引き起こし、症状を悪化させる根本的な原因となるのです。
ストレスによる聴覚野の過剰な興奮
仕事や人間関係などによる長期的な精神的ストレスは、自律神経のうち体を緊張させる交感神経を常に優位な状態にします。
この状態が続くと、脳はリラックスできずに常に興奮した状態となり、特に音を感知する聴覚野が過敏になります。
聴覚野が過剰に興奮すると、外部からの音刺激がないにもかかわらず、異常な電気信号を発するようになり、これが頭鳴りとして認識されるのです。
特に周囲が静かになる夜は、日中の喧騒に紛れていた脳内のノイズが際立ち、症状を強く感じやすくなります。
ストレスが脳を過敏にし、症状を悪化させるという悪循環に陥りやすいのが特徴です。
首や肩の深刻なコリが血流を阻害する
デスクワークやスマートフォンの長時間利用などで、首や肩の筋肉が慢性的に緊張している状態は、頭鳴りの大きな原因の一つです。
首周りには脳へ血液を送るための重要な血管が集中しており、筋肉が硬くこり固まることでこれらの血管が圧迫され、脳への血流が悪化します。
血行不良に陥った脳は、十分な酸素や栄養を受け取れず、機能が低下し、誤作動を起こしやすくなります。
特に、首の深層部の筋肉の緊張は、自律神経の通り道にも影響を及ぼし、バランスを乱す要因にもなります。
この血流の阻害と自律神経の乱れが、脳の過剰な興奮を助長し、頭鳴りを引き起こすのです。
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睡眠不足が自律神経のバランスを崩す
睡眠は、日中に活動した脳と体を休息させ、心身の疲労を回復させるための重要な時間です。
この間に、乱れた自律神経のバランスもリセットされます。
しかし、不眠や睡眠の質の低下が続くと、脳は十分に休むことができず、興奮状態が持続します。
交感神経が優位なまま夜を過ごすことになり、心身の緊張が抜けません。
このような状態は自律神経のバランスをさらに崩し、脳の過敏性を高める悪循環を生み出します。
その結果、聴覚野の異常な興奮が静まらず、頭鳴りの症状が悪化したり、なかなか改善しなかったりする原因となるのです。
鍼灸が頭鳴りの改善に効果的なメカニズム
西洋医学的なアプローチで改善が難しいとされる頭鳴りに対して、鍼灸治療が有効な場合があります。
鍼灸は、薬のように症状を直接抑えるのではなく、症状を引き起こしている体の根本原因にアプローチする治療法です。
筋肉の緊張緩和、自律神経の調整、血流促進という3つの作用を通じて、体が本来持っている自然治癒力を高め、頭鳴りが起こりにくい身体環境へと導いていきます。
鍼施術で首周りの筋肉の緊張を緩和する
頭鳴りの大きな原因である首や肩の深刻なコリに対して、鍼施術は特に有効です。
マッサージや整体では届きにくい、骨に近い深層部の筋肉(インナーマッスル)に、鍼を使って直接アプローチすることができます。
硬直した筋肉に鍼で微細な刺激を与えることで、筋肉の緊張が内側から緩み、血行が促進されます。
これにより、脳への血流を阻害していた筋肉の圧迫が解消され、脳に必要な酸素や栄養素が供給されやすくなります。
結果として、脳の機能が正常化し、過剰な興奮が鎮まることで頭鳴りの軽減が期待できます。
自律神経を整えて脳の興奮を鎮める
鍼灸治療は、乱れた自律神経のバランスを整える効果が高いとされています。
ストレスや不規則な生活で過剰に働いている交感神経の活動を抑制し、心身をリラックスさせる副交感神経を優位に導くツボを刺激します。
マッサージのような表面的なリラクゼーションとは異なり、神経系に直接働きかけることで、より根本的な調整が可能です。
自律神経のバランスが整うと、脳の過剰な興奮状態が自然と静まっていきます。
これにより、頭鳴りの原因である聴覚野の異常な活動が抑制され、不快な音が和らいでいくことが期待されるのです。
全身の血流を促進し回復力を高める
鍼施術は、首や肩といった局所的な血流改善だけでなく、全身の血液循環を促進する効果も持ち合わせています。
手足などのツボを刺激することで、全身の血管が拡張し、血の巡りが良くなります。
血流がスムーズになると、新鮮な酸素や栄養が体の隅々まで行き渡り、老廃物の排出も活発になります。
これにより、細胞の新陳代謝が促され、体が本来持っている自然治癒力や回復力が高まります。
一時的な症状の緩和を目指す対処法とは異なり、頭鳴りが起こりにくい健康な体質へと根本から改善していくことを目指します。
自宅で実践できる!頭鳴りを和らげるツボ押しセルフケア3選
鍼灸院での専門的な治療と合わせて、日々のセルフケアを取り入れることは症状の改善と再発防止に非常に有効です。
ここでは、自宅や職場で手軽に実践できる、頭鳴りの緩和に効果的な3つのツボを紹介します。
リラックスできる環境で、心地よいと感じる程度の強さで押すのがポイントです。
継続することで、心身の緊張を和らげ、症状の軽減につながります。
【百会(ひゃくえ)】ストレスや不眠に効く万能のツボ
百会は、頭のてっぺん、左右の耳の最も高いところを結んだ線と、顔の中心線が交わる少しへこんだ部分にあります。
自律神経を整える代表的なツボで、ストレス、不眠、頭痛、めまい、耳鳴りなど、首から上のさまざまな症状に効果的とされています。
押し方は、両手の中指を重ねてツボに当て、心地よいと感じる強さで垂直に5秒ほど押します。
これを数回繰り返してください。
頭全体の血行が促進され、気分がすっきりする効果も期待できます。
関連記事:ストレスで頭のてっぺんが痛い原因は?頭皮や肩こりとの関係を解説
【神門(しんもん)】精神的な緊張をほぐす手首のツボ
神門は、手首の内側、小指側の手首のしわの上にある、少しへこんだ部分です。
精神的な興奮や緊張を鎮め、心を安定させる効果があるとされています。
ストレスや不安感が強いとき、イライラするとき、または不眠で寝付けないときに押すと、気持ちが落ち着きやすくなります。
反対側の手の親指で、ゆっくりと息を吐きながら5秒ほど押し、息を吸いながら力を緩めます。
これを数回繰り返すと、高ぶった神経が静まり、リラックス効果が得られます。
【膻中(だんちゅう)】胸のつかえを取り自律神経を整えるツボ
膻中は、胸の中央、左右の乳頭を結んだ線の真ん中に位置します。
ストレスや不安を感じると胸が詰まったような感覚になることがありますが、このツボは「気の巡り」を整え、胸のつかえや息苦しさを和らげる効果があります。
自律神経のバランスを整える働きもあり、動悸や不安感の緩和にも役立ちます。
両手の中指を重ねてツボに当て、ゆっくりと息を吐きながら、心地よい圧で押してみてください。
呼吸が深くなり、リラックスした状態に導かれます。
頭鳴りを悪化させないために見直したい生活習慣
頭鳴りの改善には、治療やセルフケアだけでなく、日々の生活習慣を見直すことも不可欠です。
無意識に行っている行動が、実は症状を悪化させる原因になっているかもしれません。
特に、首への負担、デジタル機器の使用、食生活は、自律神経や血流に大きく影響します。
根本的な改善を目指すために、これらの習慣を見直してみましょう。
枕の高さを調整して首への負担を減らす
睡眠時間は、一日の約3分の1を占める重要な時間です。
この間に使用する枕の高さが合っていないと、首の筋肉に不必要な負担がかかり続け、血行不良や神経の圧迫を引き起こします。
高すぎる枕は首が前に曲がり、低すぎる枕は首が反り返ってしまうため、どちらも首周りの緊張を高める原因となります。
理想は、仰向けに寝たときに、首の骨が自然なS字カーブを保てる高さです。
バスタオルを畳んで重ね、自分に合った高さに微調整することから試してみるのも良い方法です。
スマートフォンやPCの長時間利用を控える
スマートフォンやPCの画面を見る際、多くの人はうつむき加減の姿勢になります。
この姿勢は首に大きな負担をかけ、ストレートネックを引き起こす原因となります。
首周りの筋肉が常に緊張することで血流が悪化し、頭鳴りを誘発・悪化させます。
また、画面から発せられるブルーライトは、脳を覚醒させる作用があり、夜間の使用は睡眠の質を低下させ、自律神経の乱れにつながります。
1時間に一度は休憩を挟み、首をゆっくり回すストレッチを取り入れるなど、意識的に体を動かすことが重要です。
規則正しい食生活で栄養バランスを整える
食事は、体を作る基本であり、自律神経の働きにも密接に関わっています。
特に、神経の機能を正常に保つビタミンB群や、筋肉の緊張を緩和し精神を安定させるマグネシウム、血行を促進するビタミンEなどを意識的に摂取することが望ましいです。
また、食事の時間が不規則だと、体内時計が乱れ、自律神経のバランスも崩れやすくなります。
できるだけ決まった時間に3食を摂ることを心がけ、栄養バランスの取れた食事をすることで、体の内側から頭鳴りを改善する土台を作ることができます。
頭鳴りに関するよくある質問
ここでは、頭鳴りに関して多くの方が抱える疑問について、Q&A形式で回答します。
原因や治療法に関する不安を解消し、前向きに症状と向き合うための参考にしてください。
Q1. 頭鳴りの音の種類によって原因は異なりますか?
「キーン」という高音はストレスによる脳の興奮、「ジー」という低音は首や肩のコリによる血行不良が関係していると言われることもありますが、原因を特定するものではありません。
音の種類は原因を推測する手がかりの一つですが、多くは複数の要因が複雑に絡み合って発症するため、音だけで原因を断定することは困難です。
Q2. セルフケアを続ければ完全に治りますか?
セルフケアは症状の緩和や悪化予防に有効ですが、それだけで完治するとは限りません。
根本改善には、専門家による施術で体の歪みや深層のコリを解消しつつ、セルフケアを補助的に行うのが理想的です。
現在、頭鳴りに効く薬として確立されたものはないため、専門家の治療と生活習慣の見直しを組み合わせた多角的なアプローチが重要です。
Q3. 鍼治療に痛みや副作用の心配はありませんか?
治療に用いる鍼は髪の毛ほどの極めて細いもので、ほとんど痛みを感じることはありません。
まれに皮膚の薄い部分で内出血を起こすことや、治療後に一時的なだるさ(好転反応)が出ることがありますが、重篤な副作用の心配は極めて低いです。
国家資格を持つ施術者が衛生管理を徹底した鍼を使用するため、安心して治療を受けられます。
まとめ
病院で「異常なし」と診断され、終わりが見えない頭鳴りの症状に悩む方々へ、この記事では鍼灸治療やセルフケアといった改善への道筋を示しました。
頭鳴りは、原因不明の現象ではなく、ストレスによる脳の興奮、自律神経の乱れ、首周りの血行不良などが複合的に絡み合って生じる症状です。
したがって、筋肉の緊張を和らげ、自律神経のバランスを整え、生活習慣を見直すという多角的なアプローチによって、症状が改善する可能性は十分にあります。
一人で抱え込まず、諦める前に一度、専門家へ相談することをお勧めします。
症例・患者さんの声

【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
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