頭が熱い【熱はないのに】原因は自律神経?ストレスや病気との関係・対処法を解説
熱はないのに、頭だけがカッカと熱く感じる症状に悩んでいませんか。
体温計は平熱を示すのに頭がボーッとするのは、体に熱がこもっているサインかもしれません。
この不快な症状の主な原因は、ストレスなどによる自律神経の乱れと考えられています。
しかし、中には注意すべき病気が隠れている可能性もあります。
この記事では、頭が熱くなる原因を自律神経やストレスとの関係から解説し、自分でできる対処法や医療機関を受診する目安を詳しく紹介します。
熱はないのに頭がカッカする…その不快な症状の原因と対策
体温を測っても熱はないのに、頭だけが熱く感じる不快な症状。
この状態は、風邪などの発熱とは異なり、主に体内の熱のバランスが崩れることで生じます。
その理由として最も多いのが、自律神経の機能の乱れです。
日常生活のストレスや疲労が蓄積すると、体温調節がうまく機能しなくなり、頭部に熱が集中しやすくなります。
この症状を放置すると、慢性的な不調につながる可能性もあるため、原因を理解し、適切な対策を行うことが重要です。
【主な原因】頭が熱いのは自律神経の乱れのサインかもしれません
発熱していないにもかかわらず頭が熱くなる症状がある場合、その背景には自律神経の乱れが隠れていることが少なくありません。
自律神経は、体温や血流、呼吸などを無意識のうちにコントロールしている重要な神経です。
しかし、ストレスや不規則な生活習慣によってこのバランスが崩れると、体温調節機能に異常が生じ、頭部だけが熱を帯びるという状態を引き起こすことがあります。
ここでは、自律神経の乱れがどのようにして頭の熱感につながるのか、そのメカニズムを詳しく解説します。
ストレスや緊張で交感神経が優位になり熱がこもる
精神的なストレスや強い不安、イライラを感じると、体は戦闘モードに入り、自律神経のうち交感神経が活発になります。
交感神経が優位になると、血管が収縮して血圧が上昇し、心拍数が増加します。
この状態が続くと、特に首から上への血流が悪化し、熱が頭部にこもりやすくなります。
その結果、顔のほてりやのぼせといった症状が現れ、頭だけが熱く感じる状態につながります。
この熱感は、体が過剰な緊張状態にあることを示すサインであり、リラックスして副交感神経を優位に切り替えることが症状緩和の鍵となります。
脳がオーバーヒートした「頭部内うつ熱」の状態とは
「頭部内うつ熱」とは、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、精神的なストレスなどによって脳が過剰に活動し、脳そのものが熱を持ってしまう状態を指します。
脳が情報を処理し続けると、血流が増加して温度が上昇し、まるでエンジンがオーバーヒートしたような状態に陥ります。
この状態が続くと、脳の機能が低下し、集中力の欠如や思考力の低下、疲労感、不眠といった症状を引き起こします。
さらに、慢性化すると自律神経のバランスを大きく崩し、うつ病などの精神的な不調につながる危険性も指摘されています。
頭に熱がのぼり足元が冷える「頭熱足寒」
東洋医学では、健康な状態を「頭寒足熱」、つまり頭が涼しく足元が温かい状態と捉えます。
これとは逆に、頭に熱がのぼり、手足など体の末端が冷えている状態を「頭熱足寒」と呼び、さまざまな不調の原因と考えます。
この状態は、ストレスや疲労によって気や血の巡りが滞り、体内の熱のバランスが崩れることで生じます。
頭部に熱が集中するため、のぼせやほてり、頭痛、不眠などを引き起こし、足元は冷えているため、下半身のむくみやだるさといった症状も同時に現れやすいのが特徴です。
東洋医学では、このバランスを整えることが健康への第一歩とされています。
自律神経の乱れ以外に考えられる5つの原因
頭が熱く感じる原因は自律神経の乱れだけではありません。
女性ホルモンの影響や、夏場に起こりやすい体の不調、さらには特定の病気が背景にある可能性も考えられます。
また、現代人特有の生活習慣が脳に負担をかけ、熱感を引き起こしているケースも少なくありません。
ここでは、自律神経の乱れ以外に頭が熱くなる場合に考えられる、5つの原因について詳しく解説していきます。
自身の症状や生活習慣と照らし合わせながら、原因を探ってみましょう。
更年期にみられるホットフラッシュの症状
40代以降の女性で頭の熱感が気になる場合、更年期障害の代表的な症状である「ホットフラッシュ」の可能性があります。
更年期に入り、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少すると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
これにより、体温調節機能がうまく働かなくなり、突然、顔や上半身がカッと熱くなるほてりやのぼせ、大量の発汗といった症状が現れます。
この症状は、本人の意思とは関係なく起こり、数分で治まることが多いですが、頻繁に繰り返すことで日常生活に支障をきたすこともあります。
気づかないうちに進行する熱中症や脱水
特に夏場や暑い環境で頭が熱く感じる場合、熱中症や脱水の初期症状である可能性を疑う必要があります。
体内の水分や塩分が不足すると、汗による体温調節がうまく機能しなくなり、体内に熱がこもってしまいます。
初期段階では、頭の熱感やほてり、めまい、立ちくらみといった症状が現れます。
屋外だけでなく、高温多湿の室内でも発症するリスクがあり、自覚がないまま進行することも少なくありません。
夏バテに似た倦怠感を伴うこともあり、こまめな水分補給などの対策が重要です。
喉の渇きを感じる前に水分を摂る習慣をつけましょう。
甲状腺機能亢進症など病気の可能性も
頭の熱感が続く場合、背景に病気が隠れていることもあります。
代表的なものが、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)」です。
甲状腺ホルモンには全身の代謝を活発にする働きがあるため、過剰になると常に体が燃えているような状態になり、暑がり、多汗、体重減少といった症状が現れます。
また、動悸や息切れ、手の震え、血圧の上昇などを伴うことも多いです。
これらの症状が頭の熱感と同時に見られる場合は、自己判断せずに内科や内分泌内科を受診し、適切な診断を受けることが重要です。
スマホやPCの使いすぎによる脳疲労
スマートフォンやPCの画面を長時間見続ける生活は、脳に大きな負担をかけ、「脳疲労」という状態を引き起こします。
画面から入ってくる膨大な情報やブルーライトの刺激によって、脳は常に興奮状態に置かれ、休まる暇がありません。
これにより脳の血流が増加し、頭部がオーバーヒートして熱く感じることがあります。
この脳疲労が慢性化すると、頭の熱感だけでなく、慢性的な疲れ、集中力や記憶力の低下、睡眠障害、耳鳴りなど、さまざまな不調につながるため、意識的にデジタルデバイスから離れる時間を作ることが大切です。
妊娠や生理周期に伴うホルモンバランスの変化
女性の場合、妊娠や月経周期に伴うホルモンバランスの変動が、頭の熱感の原因となることがあります。
特に、排卵後から月経前にかけては、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増加します。
このプロゲステロンには基礎体温を上昇させる作用があるため、体がほてったり、頭が熱く感じたりしやすくなります。
妊娠初期にも同様の理由で体温が高くなる傾向があります。
これらは多くの大人の女性が経験する生理的な変化ですが、日常生活に支障が出るほど症状が強い場合は、婦人科などで相談することも検討しましょう。
【子供・赤ちゃん】頭が熱い場合に考えられること
子供や赤ちゃんは、大人に比べて頭が熱くなりやすい傾向があります。
これは、体の機能がまだ発達途中であることが大きく関係しています。
特に、体温を調節する能力が未熟であることや、体の水分バランスが崩れやすいことが主な理由として挙げられます。
心配な発熱ではないかと慌てる前に、まずは子供特有の体の仕組みを理解することが大切です。
ここでは、子供や赤ちゃんの頭が熱くなりやすい原因について詳しく見ていきます。
体温調節機能が未熟なために起こる「うつ熱」
生まれたばかりの新生児や乳幼児は、汗をかくための汗腺の機能がまだ十分に発達していません。
そのため、大人と同じように汗をかいて体温を下げることが苦手です。
厚着をさせすぎたり、室温が高すぎたり、布団をかけすぎたりすると、体の熱をうまく外に逃がすことができず、体内に熱がこもってしまう「うつ熱」という状態になりやすいのです。
特に、体の表面積に対して頭が大きい赤ちゃんは、頭部に熱がこもりやすく、触ると熱く感じることがよくあります。
機嫌が悪かったり、母乳やミルクの飲みが悪かったりする場合は、まず衣類や室温を調整してみましょう。
大人より水分不足に陥りやすい体の特徴
子供の体は、体重に占める水分の割合が大人よりも高く、新陳代謝も活発なため、より多くの水分を必要とします。
しかし、特に1歳から4歳くらいの幼児は、遊びに夢中になると水分補給を忘れがちで、自分で喉の渇きを正確に訴えることもまだ難しい場合があります。
そのため、大人が気づかないうちに水分不足に陥りやすいのです。
体が水分不足になると、体温調節がうまく機能しなくなり、頭が熱くなることがあります。
1歳半、2歳、3歳といった年齢の子供には、時間を決めてこまめに水分を摂らせるなど、大人が意識的に水分補給を促すことが重要です。
つらい熱感を今すぐ和らげる!自分でできる4つの応急処置
頭に熱がこもってボーッとしたり、カッカしたりする不快な症状は、すぐに対処したいものです。
根本的な原因の解決にはなりませんが、一時的に症状を和らげるための応急処置を知っておくと安心です。
これから紹介する対処法は、あくまで一時的な治し方として、つらい症状を緩和させることを目的としています。
ここでは、体を冷やす方法から脳を休ませる方法まで、自分で手軽にできる4つの応急処置を具体的に解説します。
首の後ろや脇の下を保冷剤などで冷やす
頭が熱いとき、直接おでこや頭を冷やすよりも効果的なのが、太い血管が通っている場所を冷やすことです。
首の後ろ、脇の下、足の付け根(鼠径部)などは、皮膚のすぐ下を動脈が通っているため、ここを冷やすと冷やされた血液が全身を巡り、効率的に体全体の熱を下げることができます。
保冷剤や氷のうをタオルで包み、これらの場所に数分間当ててみましょう。
急激に冷やしすぎると血管が収縮しすぎる可能性があるので、心地よいと感じる程度にとどめるのがポイントです。
この方法は、熱中症が疑われる際の応急処置としても有効です。
こまめに常温の水を飲んで水分補給する
頭が熱いと感じるときは、自覚がなくても体内の水分が不足している可能性があります。
水分が足りないと、血液がドロドロになって流れにくくなったり、汗をかいて体温を下げることができなくなったりして、体に熱がこもりやすくなります。
そのため、喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分を補給することが重要です。
このとき、キンキンに冷えた水は胃腸に負担をかけることがあるため、常温の水や白湯、ノンカフェインの麦茶などがおすすめです。
汗をたくさんかいた後であれば、スポーツドリンクや経口補水液で失われたミネラルも一緒に補給しましょう。
目を閉じて情報を遮断し脳を休ませる
スマートフォンやパソコンの使いすぎによる脳疲労が原因で頭が熱くなっている場合は、脳を強制的に休ませることが最も効果的な対処法です。
静かで落ち着ける場所に移動し、楽な姿勢で座るか横になり、ゆっくりと目を閉じましょう。
視覚からの情報が遮断されるだけでも、脳の活動は大幅に抑えられ、クールダウンにつながります。
可能であれば15分程度の短い睡眠をとると、さらに脳がリフレッシュされます。
また、耳栓を使って聴覚からの刺激を減らしたり、アイマスクを使ったりするのも、脳を効果的に休ませるのに役立ちます。
頭の熱感に効果が期待できるツボを押す
東洋医学の考え方では、ツボを刺激することで気や血の巡りを整え、体の不調を改善できるとされています。
頭の熱感やのぼせに効果が期待できるツボとして、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」が有名です。
両耳の先端を結んだ線と顔の中心線が交わる場所にあり、指で優しく、心地よいと感じる強さで数秒間押しては離すのを繰り返します。
また、手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる手前にある「合谷(ごうこく)」も、自律神経のバランスを整えるのに役立つとされています。
漢方薬局などで相談してみるのも良いでしょう。
頭が熱くなるのを繰り返さないための生活習慣の改善策
応急処置で一時的に症状が和らいでも、根本的な原因が解決されなければ、また同じ症状を繰り返してしまいます。
いつも頭が熱くなるという状態から抜け出すためには、症状を引き起こしている生活習慣そのものを見直すことが不可欠です。
ストレス管理や入浴方法、睡眠の質を高める工夫など、日常生活の中で少し意識を変えるだけで、自律神経のバランスは整いやすくなります。
ここでは、頭が熱くなるのを防ぎ、健やかな毎日を送るための具体的な生活習慣の改善策を紹介します。
リラックスできる時間を作りストレスをためない
頭が熱くなる主な原因である自律神経の乱れは、過度なストレスによって引き起こされることが大半です。
そのため、日常生活の中に意識してリラックスできる時間を取り入れ、ストレスをこまめに解消することが最も重要な予防策となります。
趣味に没頭する、好きな音楽を聴く、自然の中を散歩する、アロマテラピーを楽しむなど、自分が心から安らげる方法を見つけましょう。
また、ゆっくりと腹式呼吸を行うことも、副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせるのに効果的です。
ストレスをため込まない生活を心がけることが、症状の再発防止につながります。
ぬるめのお湯に浸かって全身の血行を促す
忙しいとシャワーだけで済ませがちですが、質の良い睡眠と自律神経のバランスを整えるためには、湯船に浸かる習慣が効果的です。
特に、38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分ほどゆっくり浸かると、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。全身が温まることで血管が広がり、血行が促進されるため、頭にこもっていた熱が全身に分散され、「頭熱足寒」の状態の改善にもつながります。熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまい逆効果になることもあるため、ぬるめの湯でリラックスすることを心がけましょう。
就寝前のデジタルデトックスで脳をクールダウン
夜、寝る直前までスマートフォンやパソコンを見ていると、画面から発せられるブルーライトが脳を刺激し、交感神経が活発な状態が続いてしまいます。
これにより寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下したりして、脳が十分に休まらず、脳疲労や自律神経の乱れの原因となります。
これを防ぐためには、就寝の1〜2時間前にはデジタル機器の使用をやめる「デジタルデトックス」を習慣にすることがおすすめです。
代わりに読書をしたり、穏やかな音楽を聴いたりして、脳をクールダウンさせましょう。
ホットアイマスクなどで目元を温めるのも、リラックス効果が高く入眠を助けます。
ウォーキングなどの軽い運動を習慣にする
適度な運動は、全身の血行を促進し、自律神経のバランスを整える上で非常に効果的です。
特に、ウォーキングやヨガ、ストレッチといったリズミカルで軽度な有酸素運動は、セロトニンの分泌を促し、精神的な安定にもつながります。
激しい筋トレや競争的なスポーツは、かえって交感神経を刺激しすぎてしまうことがあるため、まずは心地よいと感じる程度の運動から始めるのが良いでしょう。
運動を習慣化することで、ストレス耐性が高まり、血行不良も改善されるため、頭に熱がこもりにくい体質づくりに役立ちます。
こんな症状は要注意!すぐに病院へ行くべき危険なサイン
頭が熱いという症状の多くは、生活習慣の見直しやセルフケアで改善が期待できます。
しかし、中には脳の病気など、緊急性の高い疾患が隠れている可能性もゼロではありません。
特に高齢者の場合は注意が必要です。
自己判断で市販の薬を飲んだり様子を見たりするのではなく、速やかに医療機関を受診すべき危険なサインを知っておくことが重要です。
ここでは、どのような症状が伴う場合に病院へ行くべきか、そして何科を受診すればよいかの目安について解説します。
激しい頭痛やめまい、吐き気を伴う場合
頭が熱いという感覚に加えて、「バットで殴られたような」と表現されるほどの突然で激しい頭痛、立っていられないほどのグルグル回るようなめまい、嘔吐を繰り返すなどの症状がある場合は、命に関わる病気の可能性があります。
くも膜下出血や脳出血、脳腫瘍などが疑われるため、一刻も早く救急車を呼ぶか、脳神経外科のある病院を受診してください。
いつもの頭痛や立ちくらみとは明らかに違う、経験したことのない異常な症状を感じた場合は、決して軽視せず、すぐに行動することが重要です。
ろれつが回らない、手足にしびれがある場合
頭の熱感と共に、「ろれつが回らない」「言葉がうまく出てこない」「片方の手や足に力が入らない、しびれる」「片方の口角が下がり、うまく笑顔が作れない」といった症状が現れた場合、脳梗塞が強く疑われます。
脳梗塞は、脳の血管が詰まることで脳細胞が壊死する病気であり、治療が遅れると深刻な後遺症が残る可能性があります。これらの症状は、たとえ一時的ですぐに治まったとしても、本格的な発作の前触れである「一過性脳虚血発作(TIA)」の可能性があるため、症状が消えても必ず速やかに脳神経外科を受診してください。
何科を受診すればいい?症状別の診療科の目安
頭が熱いという症状で病院を受診する場合、伴う症状によって適切な診療科が異なります。
激しい頭痛やしびれ、ろれつが回らないといった神経症状がある場合は、脳神経外科や神経内科が専門です。
動悸や多汗、体重減少などを伴う場合は、甲状腺の病気を疑い内科や内分泌内科を受診しましょう。
更年期障害が考えられる場合は婦人科、強いストレスや不安を感じる場合は心療内科や精神科が選択肢となります。
どこに行けばよいか分からない場合は、まずかかりつけ医や一般内科に相談し、適切な診療科を紹介してもらうのが良いでしょう。
めまいや耳鳴りが強い場合は中耳炎などを疑い耳鼻咽喉科の受診も考えられます。
頭が熱い症状に関するよくある質問
ここでは、熱はないのに頭が熱いという症状に関して、多くの人が疑問に思う点についてお答えします。
なぜ体温計では平熱なのに熱感があるのか、という根本的な疑問から、すぐにできる対処法、効果的な予防策まで、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
ご自身の症状や状況と照らし合わせながら、不安や疑問の解消にお役立てください。
これらの回答は、症状を理解し、適切に対処するための一助となるはずです。
Q1.体温計では平熱なのに、頭だけが熱く感じるのはなぜですか?
自律神経の乱れにより体温調節がうまく機能せず、頭部に熱がこもる「うつ熱」状態が原因です。
ウイルス感染などによる発熱とは異なり、体全体の体温が上がっているわけではないため、体温計では平熱を示します。
熱がないにも関わらず、ストレスによる血行不良や脳のオーバーヒートで、のぼせのような熱感が生じます。
Q2.頭を冷やす以外に、すぐにできる対処法はありますか?
こまめな水分補給や、目を閉じて情報を遮断し脳を休ませることが有効です。
冬場でもエアコンが効いた室内では乾燥しやすく、気づかないうちに水分不足になるため注意が必要です。
リラックスできる音楽を聴いたり、深呼吸をしたりして、心身の緊張をほぐすことも症状の緩和につながります。
Q3.ストレスが原因の場合、どのような予防策が効果的ですか?
ストレスが原因の場合、リラックスできる時間を確保し、適度な運動や十分な睡眠で自律神経を整えることが効果的です。
風邪やコロナ、インフルエンザといった感染症が直接の原因ではありませんが、体調不良はストレスを高め、自律神経を乱す要因となるため、鼻水などの初期症状を見逃さず、日頃の体調管理も重要です。
まとめ
熱はないのに頭が熱く感じる症状は、多くの場合、ストレスや生活習慣の乱れからくる自律神経の機能低下が原因です。
この状態は「頭部内うつ熱」や「頭熱足寒」とも呼ばれ、脳のオーバーヒートや血行不良によって引き起こされます。
まずは首元を冷やしたり、十分な休息をとったりといったセルフケアを試みることが有効です。
それでも症状を繰り返す場合は、リラックスできる時間を設ける、適度な運動を取り入れるなど、生活習慣の根本的な見直しが必要です。
時には、犬や猫などのペットと触れ合う時間も、心を落ち着かせストレスを和らげるのに役立ちます。
ただし、激しい頭痛やしびれなどを伴う場合は、危険な病気のサインかもしれないため、速やかに医療機関を受診してください。
症例・患者さんの声

【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
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