心のもやもやと胸のドキドキ
こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。
前回は、めまい症状についてお伝えしました。今回は、不安感や動悸、心のもやもやについてお伝えしていきます。
こんな症状ありませんか?
- 胸が苦しい、ドキドキする
- 呼吸が浅くなる
- 手足が冷たい、震える
- 集中できず、何をしても落ち着かない
- 頭痛や胃痛がある
これらはストレスや不安が原因で起こる可能性があり、心と体が密接に関係しているサインです。
心のもやもやと胸のドキドキ
心のもやもや感は、多くの場合、不安感やストレスによるものです。この感情が体に影響を与え、交感神経が優位になり以下のような症状を引き起こします:
- 心拍数の増加:ドキドキと感じる動悸。
- 筋肉の緊張:肩こりや頭痛が伴うことも。
- 消化器系の影響:胃のむかつきや便秘、下痢など。
動悸が起こる原因
心のもやもやが動悸を引き起こす主な理由には以下が考えられます:
不安や緊張
精神的な不安が交感神経を活性化させ、心臓の拍動を速めます。血糖値の乱れ
空腹時や甘いものを摂り過ぎた後、血糖値の急激な変動が体を緊張状態にします。ホルモンバランスの乱れ
特に女性では、月経周期や更年期に関連するホルモンの変動が動悸を引き起こすことがあります。カフェインやアルコールの過剰摂取
刺激物が神経を興奮させ、心拍数を増加させます。
不安感を解消するワーク3選
1. 呼吸法:4-7-8呼吸法
①4秒間かけて鼻から息を吸う。
②7秒間息を止める。
③8秒間かけて口からゆっくり息を吐く。
呼吸を整えることで副交感神経が優位になり、不安が緩和します。
2. グラウンディング
足の裏を床にしっかりつけ、体が地面と繋がっている感覚を意識します。
「今ここ」に集中することで、不安感が軽減します。
3. ジャーナリング(感情を書き出す)
心の中にあるモヤモヤを紙に書き出すことで、頭の中が整理され、不安が和らぎます。
書き出したあとの紙は捨てていいので、頭の中にあるものを書き出して客観的にみてみましょう。
栄養と不安感の関係
栄養不足と心の健康
マグネシウム不足
神経の興奮を抑える効果があるため、不足すると不安感が増します。
主な食品:ナッツ類、ほうれん草、バナナなど。ビタミンB群不足
ストレスに対抗するためのエネルギー代謝を助けます。
主な食品:肉類、卵、豆類。オメガ3脂肪酸不足
脳の働きを改善し、不安感を軽減します。
主な食品:魚(サーモン、マグロ)、亜麻仁油など。
不安感を和らげる食べ物
- 温かいスープやお茶で体を温める。
- バナナやアボカドでセロトニンの材料となるトリプトファンを補給。
- カカオ含有率が高いダークチョコレートでリラックス効果。
物事の考え方で不安を和らげることもできます。
メンタルトレーニングは誰にでもできる事ですのでチャレンジしてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
江戸川区平井鍼灸院 今木 薫
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得