思考を柔軟にする
こんにちは(^-^)平井鍼灸院の今木です。
生きていると様々な感情を味わいますよね。味わおうと思って味わっているというよりも、湧き出てくるような感覚だと思います。
怒り、悲しみ、寂しさ、嫉妬、妬み、恐怖、不安・・・
喜び、幸福、充実、楽しさ、達成感・・・などなど(^-^)
皆さんは普段どんな感情を味わっている事が多いでしょうか??
人には、味わいたい感情と味わいたくない感情があります。
同じ出来事が起こっても人によって湧いてくる感情は違います。
同じ出来事なのに、どうして湧いてくる感情が違うのか??
それは、その人の持つ思考に答えがあります。
例えば、Aさん、Bさんがいたとします。
Aさん、Bさんはご近所さんに会って挨拶をしました。ですが、ご近所さんからは返事がありませんでした。「会って挨拶をしたけれど、返事がなかった」これは事実です。
これに対して、
Aさんは、なんで無視するんだと怒りました。
Bさんは、なんで無視するんだと不安に感じました。
怒りを感じる人と、不安を感じる人がいる。
この違いは何かというと、それは受け止め方の違いです。
人は起こった出来事に対して、過去の状況や経験から自動思考が働きます。
自動思考は、何かが起こった時に頭の中に浮かぶセリフみたいなものです。
この自動思考の違いによって、そのあとに続く感情や身体的反応、行動が分かれていきます。
自分が持っている自動思考に気づくことによって、思考に柔軟性を持たせることができます。今日は、そのワークまでお伝えしていきますので、ぜひご自宅で取り組んでみてください。
ちなみに、感情は単語であり、思考は文章です。
自動思考に気づくワーク
①最近あった、ちょっと嫌な感情になった出来事を書く。(解釈を入れずに事実をかいてください。)
例:ご近所さんに挨拶したけど返事がなかった。
②その時に湧いてきた感情を書き出します。またその感情の強さを%で表してみてください。
例:不安50%、悲しさ10%
③それらの感情を生み出したであろう、その時の思考(自動思考)を書き出します
例:私、この人に何か嫌な思いをさせたかしら?
このように出来事を5つぐらい書き出して感情や思考を見ていきます。そうすると自分がどんな考え方を持っているのかが見えます。この自動思考に気づくだけでも自分にとってはプラスになるのでぜひやってみてくださいね。
このワークは自動思考(あるがまま)に気づく練習になります。そこには、良い・悪いはありませんので、ジャッジしないようにお気をつけくださいね(^-^)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
江戸川区平井鍼灸院 今木 薫
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得