睡眠の質を上げる方法
こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。
不眠に悩まされる方が多い現代ですが、不眠の種類も状態も人によってさまざまです。ご自身の不眠タイプを知るにはこちらのページをご覧ください。
https://hirai-harikyu.com/case/case-5620/
睡眠の質を上げるには、栄養や運動もとても大切な要素となりますが、今回は今日からでも意識次第ですぐに始められるように、環境を整えるところからお伝えします。
環境を整えることで寝つきをスムーズにしていきます。
「寝つきの悪さ」解消ポイント!!
ズバリ→副交感神経の働きを高めるです。
日中に活発に働く緊張・興奮の交感神経から、夜間に活発になるリラックスの副交感神経への切り替えをスムーズにすることが大切です。この切り替えがうまくいくと、自然に眠気が訪れるようになります。
食後に眠くなるのは、血糖値の働きもありますが、副交感神経が活発になることも理由の1つに挙げられます。
副交感神経を優位にするコツ!!
・寝る1~2時間前までにぬるめの湯船に浸かる
・気持ちいいと感じる程度のストレッチをする
・寝酒は避けて、ぬるめの温かい飲み物を飲む
・寝る前にスマホやPC、テレビなどの強い光を浴びない
・腹巻やレッグウォーマーで体を温める(シルク素材90%以上推奨)
・リラックスできる光(関節照明)、音(ヒーリングミュージック)、温度&湿度に調整する
・いちばんリラックスできる風景を思い描きながら目を閉じる
「眠れる寝室」の基本ポイント!!
・寝室は、心地よい温度と湿度を保つ。目安は26度以下の室温、50~60%の湿度
・遮光カーテンを利用して光を遮る
・やや暗めの間接照明を活用する。(トイレに行く時も緊張せずに歩けるくらいの明るさを確保)
・アロマを活用して副交感神経に働きかける
・小さな音で心地よい音楽を流す(タイマーで1時間ほど)
・インテリアや寝具のカラーはリラックスできる好みの色で統一
・肌触りがよく、できるだけ自然素材のシーツや枕カバーを活用
・体温を調整しやすく通気性のよいものを活用
・体を締め付けず肌触りのよいリラックスウェアを活用
「眠りを誘うアロマ」のご紹介!!
カモミール、ラベンダー、ジャスミン、イランイラン、ベルガモット、ゼラニウムなど。最近の加湿器は、照明にもなりアロマも入れられるのでとても便利に使えますね。
まずは寝室や、寝る前の準備といった環境を整えるところから始めてみてください。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
江戸川区平井鍼灸院 今木 薫
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得