不眠症のいろいろ

こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。

一般成人の30%~40%が何かしらの不眠症状を抱えており、女性に多いと言われる不眠症ですが、皆さんはいかがでしょうか??
今回は、不眠症の種類についてお伝えします。
眠る女性

まずは、不眠度セルフチェック!
□ベッドに入って30分以上寝付けないことがある
□夜中に何度も目が覚めて、再び眠るまで時間がかかる
□起床予定時刻よりも2時間以上早く目が覚めてしまう
□睡眠時間にかかわらず、ぐっすり眠れた気がしない
□朝スッキリ起きられず、体が重ダルイ
□日中に眠気に襲われ、ついボーっとしてしまう
□睡眠不足で気が滅入りがち、またはイライラしてしまう
□どうも疲れやすく、あまりやる気が出ない
□平均睡眠時間が6時間以下である
□休日は平日よりも睡眠時間が2時間以上長くなる
過去1カ月で何度か経験した項目が3つ以上あれば、不眠症の可能性があります。
当てはまる項目が多いほど、可能性は高くなります。

不眠症の種類

①入眠困難
~特徴~
布団に入ってもなかなか寝付けない、眠るまでに30分~1時間以上かかり、それを苦痛に感じている状態。不眠症の訴えで1番多い。
~対策~
不安やプつかったりレッシャーを抱えすぎていませんか?「眠れなかったらどうしよう」など考えすぎて余計に眠れなくなる傾向にあります。ゆっくりと湯船につかったり、寝る前にストレッチをして緊張状態をほぐすことを心がけてみてください。
テレビやスマホも見ないで、間接照明やアロマを利用するのも効果的です。

②中途覚醒
~特徴~
夜間に何度も目が覚めて、一旦目が覚めるとそのあとなかなか寝付けない状態。眠りが浅いので目覚めやすく、これは高齢の方にも多い症状。
~対策~
夜中に目が覚めるたびに時間をチェックしがちではありませんか?目が覚めた事を意識しすぎると更に覚醒しやすくなります。
時計を見えない所に置いて、目が覚めてしまったら「仕方ない」という楽な気持ちも持ちながらホットミルクを飲んだり、ゆったりした音楽を聴いたりしてもいいのです♪

③熟睡障害
~特徴~
睡眠時間は十分なのにぐっすり眠った感覚が得られず目覚めも悪く昼間も眠くなる傾向にあります。睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。
~対策~
人が良く眠れるのは、「疲れた時」です。脳だけが働いて体を動かせていないケースが多いので、睡眠時間の数時間前に軽い運動をして体を使うことで、眠りの質が高まります。
夜になった事を体に知らせるためにも、日中に日光を浴びる事も大切。眠る前には部屋を暗くして、寝るための状態を整えてみましょう!

④早朝覚醒
~特徴~
自分が目覚めたい時間よりも2時間以上前に目が覚めてしまい、二度寝したくても眠れないのが特徴で、年齢を重ねるほどぬ増える症状です。
~対策~
不規則な生活リズムが原因になっている事もあります。栄養管理と運動管理によって睡眠の質が高まる可能性が高いです。また早朝に日光を浴びると体内時間が早まる可能もあり、あえて午前中の早い時間帯は日光を避けてその分日中にしっかりと日光を浴びるようにしてみると、体内時計がリセットされる可能性が高いです。

不眠のタイプや症状は2つ以上重複している場合が多くあります。ご自身のタイプを見ることでケア方法も変わるのでご参考にしてみてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

江戸川区平井鍼灸院
今木 薫

院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得