閉経と更年期

こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。

女性が通る道の1つに閉経があります。閉経は、永久に月経が無くなることを指しますが、老化によって卵巣の働きが失われて、最後の月経がきて1年経った時に、その最後の月経の時を閉経とします。
例えば、昨年の1月に月経がきて、今年の1月まで月経が無かった場合、昨年の1月が閉経年齢となります。つまり、閉経は過去を振り返った時に初めてわかるものなのです。

あまり知られていませんが、閉経の年齢は様々で早いと30代、遅いと60代という方もいます。平均して多い年齢が50代前後になります。

ホルモンバランスの経過
さて、更年期とはいったい何でしょうか??
「更年期」とは「思春期」と同じように誰でも通るライフステージの名称です。
閉経を挟んだ前後5年、合計10年間を更年期と定義されています。
よく更年期障害という言葉を耳にしますが、これは更年期の時期に起こる様々な障害という意味であり、更年期障害は誰にでも起こるわけではありません。
もっと言えば、更年期の時期に起こるホルモンバランスの影響によって体調に不調が出てきたり心に不安定さがでてくる症状の事を指します。

更年期は女性のライフステージの名称であり、皆が通る道。
更年期障害はこの時期に起こる不調で個人差がある。
とご理解頂けるといいですね(^^)

女性ホルモン(エストロゲン)は、8歳~17,18歳頃までに急激に増え思春期を迎えて初潮が起こります。
反対に、更年期は平均して45歳~55歳の頃に女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減り始めて閉経が起こります。

毎月月経を経験している女性なら、月経前後の心身の不調を感じる方も少なくないと思います。更年期に起こる症状の多くは、月経前後に起こっていたような状態がとても長く続くような感覚にも似ています。
これは、ホルモンによる影響ですのでご自身を責めたりしないことが大切です。

女性のイラスト

こういった時期の体調不良や気持ちのゆらぎにも鍼灸治療は効果的です。
しっかりお話をお伺いし、心身のサポートを致します。

お気軽にご相談ください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

江戸川区平井鍼灸院
今木 薫