自律神経の乱れをそのままにしないで!

こんにちは。平井鍼灸院の鈴木開登です。
今回は「自律神経の乱れをそのままにしないで!」についてお伝えします。

自律神経失調症やうつ病は自律神経が乱れていることで起こります。自律神経は、内臓の動きや体温・血圧・ホルモン・免疫など、体に重要なものを調節している神経です。
自律神経が乱れて自律神経失調症やうつ病になることで、体にいろいろな症状が出てきます。そして、その症状を無視していると、あなたの体は崩壊へと向かってしまいます 。
例えば、自律神経が完全に狂い始めると、寝たきり、脳卒中、原因不明の突然死、過労死、精神錯乱、うつ病による自殺、ガンや腸、膠原病など非常に治りにくい病などになる可能性が高くなります。ある意味、自律神経失調症やうつ病の症状は体の信号なので、いち早くその信号をキャッチしなければなりません。症状についてお伝えしていきますので、あなたがどれくらい当てはまるかチェックしてみてください。

〜心臓のドキドキ感・不整脈・胸のザワザワ感(焦燥感)〜
わけもなく心臓の鼓動が早く打つようになったり、一瞬ですが心臓が止まるような不整脈のようなものです。
不整脈は、特に息が上がるような動きをしていないのにもかかわらず、急に心臓の鼓動が早く打つことがあります。また、「欠滞」といって心臓の脈が一拍や二拍分ぐらい飛んでしまうこともあります。心臓の脈が飛んだかと思うと、次の瞬間、激しく鼓動が打ちつける場合もあります。「トン・トン・トン・・・・・バクバクバクバクバク・トン・トン・トン」 といった感じに、心臓の規則的な脈拍のリズムが狂う時があります。
病院での検査では「不整脈はあるが特に異常は見当たりませんね」と返答が来ることが多いです。あげくの果てには気になって気になって仕方がなくなり「死ぬかもしれない」と不安感や恐怖感が頭にまとわりつくようになります。
さらに、不整脈があると異常に疲れるようになります。まさに「心臓が疲れた」ような感覚です。

他にも、自律神経失調症になると、胸がザワザワするような感じになったりもします。胸騒ぎなのか焦燥感なのかなんだか分からない「胸のざわめき」です。この胸のザワザワ感と不整脈が同時に起こると興奮してなかなか眠れない状態になります。心臓や胸に違和感を感じる場合は心臓に負担をかけないようにしてください。軽い運動は症状を改善させるときがあります。
また、お風呂にお風呂に浸かると当然心臓に負担がかかります。胸のザワザワや不整脈を感じるときはシャワーで済ませたり、半身浴を行うようにしましょう。
疲れたからと言って急に寝転がったりすると下半身の血液がドッと心臓に戻ろうとするので、心臓に苦しさや違和感を感じることがあります。
しかし、「自律神経失調症だから心臓が苦しいんだ」と自己判断はせずに、必ず病院で1度は検査を受けるようにしてください。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回は「不眠症」についてお伝えします。

鈴木 開登

院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得