おつまみを選ぶなら・・・②

こんにちは(*^^*)

平井鍼灸院の今木です。
前回、おつまみを選ぶなら・・・とお酒とともに食べるものを
工夫する事で血糖値の上昇をコントロールする事をお伝えしました。

今回はそれぞれの項目をより具体的にお伝えしていきます。

⇓前回お伝えした内容です。
●串揚げより唐揚げ
●サラミ、ビーフジャーキーよりスルメ
●野菜スティックより海鮮サラダ
●照り焼きより塩焼き
●肉じゃがよりぶり大根
●ラーメンより野菜たっぷりタンメン

今回は何故?をお伝えしていきます。
ここから応用して頂き、おつまみや食事選びの参考にして頂ければ幸いです。

では、まいりましょう!

●串揚げより唐揚げ
揚げ物で注意するのは、衣と食材の比率です。
サクサクパン粉たっぷりの串揚げでは、パン粉からの
血糖値上昇が心配です。また、串揚げは甘いソースをかけて食べる
のも気になるところです。
唐揚げや竜田揚げは小麦粉ですが、パン粉に比べれば量は少なく
気になる時は衣を取って食べる事もできます。
ポテトフライや揚げ春巻き、コロッケは栄養が糖質に偏りやすいので
控えることをオススメします。

●サラミ、ビーフジャーキーよりスルメ
肉の加工食品は食品添加物が多く使われているものがほとんどです。
天日干しの海鮮の乾物は添加物がほとんどないか、使われていても
少しなのでこちらをチョイスします。
ただし、みりん干しなどしっとり甘めの味付けに加工されたものは
注意が必要になります。

●野菜スティックより海鮮サラダ
ポイントは、動物性タンパク質がたっぷり入っているかどうか。
野菜だけでは、アルコール代謝に必要な栄養素が足りません。
ビタミンB群、特にナイアシンはマグロ、カツオ、ブリなど魚に多く含まれます。
魚は刺身で摂るのもオススメです。
それ以外のサラダだと、ローストビーフ、厚揚げ、豆腐、湯で鶏が
入ったサラダをチョイスしてみるのもオススメです。

●照り焼きより塩焼き
タンパク質系食品が多い焼き物には、アルコール代謝に必要な
ビタミンB群も豊富です。
(イカ焼き、焼き鳥、焼き豚、海老焼、焼き魚など)
ここで注意したいのは、味付けです。
砂糖やみりんたっぷりの甘い味付けよりも、塩焼きがオススメです。

●肉じゃがよりぶり大根
どちらも甘い味付けに変わりまりませんが、
ジャガイモはさらに糖質を多く含む食材で、血糖値の上昇に
拍車がかかります。
ブリはナイアシンはじめ、ビタミンB群の宝庫です。
糖質が気になる方は、味が染み込んだ大根を残すなどの
工夫ができそうです。

●ラーメンより野菜たっぷりタンメン
お酒を飲んだ時は、主食を食べないのが基本!
ですが、どうしても食べたいときは具沢山のものをチョイスしましょう!
ざるうどん、ざそばなどの麺のみ、おにぎり、お茶漬けのようなご飯のみ
メニューにはビタミンB群はほとんど含まれておりません。
例えばラーメンの場合、野菜たっぷりラーメンに、煮卵、チャーシューなどを
トッピングして、具は全部食べて麺は最初から半分にしたり、
ごはんものも、牛丼や親子丼にしてみたり、炭水化物だけにならない
工夫をしてみて下さい(*^^*)

糖質は体のエネルギーとして必要な栄養素です。
その摂り方や量が大切で、決して悪ではありません。
現代人は、簡単に食事を済ませる環境が整っている分、
ついつい食べやすもの、手軽なものを選んでしまいます。

運動を頻繁にしている時は、代謝されますが運動ができなくなった時に
一気に体調を崩す方が多いのも事実です。

今の生活習慣にあう食べ方、そして生活習慣そのものを見直す機会を
つくってみてはいかがでしょうか??

体の不調は、体からの何かしらのSOSです。
そのSOSに耳を傾けてみてくださいね。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫
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