あなたの鉄分足りていますか?

こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。

心のバランスは脳の栄養状態によって変化します。

脳のエネルギーである「神経伝達物質(脳内ホルモン)」は、
食べ物の中にある栄養素が原料になります。

脳内だけでなく、体を作る原料は食事です。
普段から食べているものを見直すだけで体調がよくなることもあります。

1度見直してみませんか?
今回から栄養素別に紹介していきますね。
チェックのついた数を記録しておいてください(^^)

●注意力散漫な鉄不足タイプ●

以下のチェックリストで当てはまるものをチェックしてください。
いつも当てはまるものも、時々当てはまるものにもチェックを入れましょう!

□寝起きが悪い
□イライラしやすい、注意力の低下
□シャンプーの時髪の毛が抜けやすい
□食欲不振(胃腸障害)
□神経過敏、ささいな事が気になる、敏感
□湿疹や肌荒れ、あごのニキビに悩む
□牛肉はほとんど食べない、苦手
□手足が冷えやすい、冷え性だ
□動悸、息切れが起こる
□立ちくらみやめまいがする

鉄分は、心と体の元気に関わる重要なミネラルです。

鉄不足での不調は、貧血や動悸、息切れと思われがちですが
それ以外にも、神経過敏やイライラしやすいなど
チェック項目にある内容にも関係しています。

特に月経がある年代の女性は鉄不足の危機にさらされています。

鉄の働きは、「赤血球をつくり全身に酸素を運ぶこと」ですがそれ以外にも重要な役割があります。
例えば、鉄は睡眠覚醒に働くので、不足すると寝起きの悪さや夜中に目が覚めるなどの
症状が顕著になります。

また、アミノ酸と一緒に働いてコラーゲン合成を促すので
髪の毛や爪、肌の健康とも深く関わっています。
あごのニキビや肌荒れは鉄不足になった体からのサインです。

コラーゲンは血管の壁を強くするので、鉄が不足すると
血管が弱くなってアザができやすくなります。

健康診断や血液検査で貧血は問題なしとされていても
鉄不足は疑いましょう。

診断で貧血と診断されている時の鉄不足は重症です。
その前の段階で、「潜在性鉄欠乏性貧血」を調べるために
「血清フェリチン検査」をすることをオススメします。

フェリチンは、鉄を蓄えるタンパク質の事で、これを調べると
体内の鉄分量が推測できます。

内科や婦人科などで、「貧血が心配なので、血清フェリチンの値を調べたい」
と伝えて頂ければ大丈夫です。

男性も油断なりません。
男性で鉄不足が疑われる時には、胃の中に
ヘリコバクター・ピロリ菌がいる事が多く
これが、萎縮性胃炎を起こして鉄の吸収率を悪くします。
心配な方は、胃腸科を受診して調べてみてください。

次回はビタミンB群についてお伝えしますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫
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