感情と自律神経の関係性

こんにちは^^
平井鍼灸院の中村です。

今回のコラムは「感情と自律神経の関係性」です。

感情の種類によって、
自律神経の交感神経か、副交感神経どちらが働くかが変わってきます。

交感神経・・・怒り、イライラ、憤り、恨み、やる気、喜び
副交感神経・・・悲しみ、さみしさ、落ち込み、安らぎ、感謝

言い方を変えれば、
生活していく中で、交感神経の働きが必要なときは、
怒り、やる気、喜びのような感情が湧き、
副交感試験が必要なときは、悲しみ、落ち込み、安らぎの感情が湧いてきます。

実は元気な人は交感神経も副交感神経も働きます。
怒りもできるし、悲しむこともできるようになります。

そして怒りを出すことで交感神経を鍛えることができ、
悲しみや落ち込みを表現することで副交感神経を鍛え、

交感神経は、やる気や意欲、意志、決断力、継続力、断る力になり、
副交感神経は、優しさ、ゆるす力、サポートする力、良好な人間関係をつくる力、
人の良いところを見つけ、愛を感じる力を得ることができます。

当院にもいらっしゃる方の中に、
「やる気がでない」という方がいます。
これは普段から怒りの交感神経を働かせる力を抑え込んでしまい、
充分に表現できていないために交感神経が働けないことで起こります。

「不安でリラックスできない」という方は、
かなしみやさみしさを表現できてないから副交感神経が働かずに
愛を感じられていません。

怒り、悲しみの感情を十分に表現すれば安心してリラックスできるようになります。
自分の感情を見つめ直してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
平井鍼灸院
中村 優紀