【自律神経失調症】不安障害の苦しみには、終わりがある

今回は不安障害の苦しみには終わりがあるというテーマでお話していきます。
不安障害とはどんな状態のことをいうのでしょうか。

1.不安障害とは?
自律神経失調によっておこる障害。脳機能の異常であり、器質的な病変などは見られないのが特徴。
精神的なストレスによって引き起こされることが多い。過去の嫌な記憶や嫌な体験などがトリガーになることがある。

2.具体的にどんなことが不安になるのか?
人が大勢いるところや、知らない人とのコミュニケーション時に不安になる方が多い。
また特定の人物や場所でしか不安にならないというパターンもある。

3.一般的な対処法
心療内科で抗不安薬、抗うつ薬、安定剤などを処方されて気分を落ち着かせる。
薬の種類にもよるが3か月~6か月程飲み続けて変化を見ていく事がある。

4.東洋医学的な対処法
鍼灸施術で、身体の回復力を向上させるアプローチをする。整体で骨格を整えて、神経の働きを正常化させる。
身体を温めて、副交感神経が優位になる状態をつくり、不安感に襲われそうになった時に対応できるようにする。
食べ物を変えてストレスに強い体を作る。

5.実際の症例
79歳女性の症例。6か月ほど前から強い不安障害を抱えている。じっとしているだけで死にたいと思う。
1日が48時間に感じるほど長く、常に胸騒ぎがしたりザワザワする感覚がありいてもたってもいられない。
睡眠は浅く、睡眠薬を飲んでやっと眠れる。寝ている時は不安感を感じることはない。

最初の5回は毎日来院。3回目の施術で不安感に回復に向かってくる兆しが見えた。腸の血流と頭皮の緊張感を緩和させた。
現在10回の施術を施している。波はあるが、更に回復に向かっている。

不安障害は心療内科で取り扱うべき症例もありますので、まずはお電話でご相談ください。
TEL:0336837670
平井鍼灸院 院長 梅田俊