【自律神経失調症・めまい】症状改善症例-江戸川区 はり 平井-
【自律神経失調症 症状57】
【患者像】
Hさん 30代 女性
もともとアレルギー症状が強い方。体に冷えがあり、骨に痛みを感じている。
【来院】
2017.10
【症状】
主訴:冷え性、肩こり、腰痛、腕の痛み
体の状態は、何もしなくてもだるさがあり、肩こりや腰痛が酷い状態。腕の痛みは骨が痛む。病院の検査中。
腰痛は何度も繰り返しており、冷え性は慢性的。ホルモンバランスの影響で月経時に体調不良に陥る。仕事場のストレス環境も自律神経の乱れに関与している。普段から精神的に我慢をしやすい傾向にあるため、感情の抑圧がかかり、体全体のバランスも崩れてしまっている。
【治療経過と内容】
治療方針:
ストレス耐性を上げて、体の治癒力を向上させる
体のストレス耐性とは、ストレスを受けたときの反応のことで、自律神経の乱れ症状が発症する場合は、耐性が低い状態。今回、頭蓋骨の整体と鍼施術を組み合わせることで症状改善を図ったところ、3か月で状態に変化が見られた。腕の痛みに関しては、お灸施術を中心にアプローチをした。頭蓋骨整体は脳脊髄液の流れに対するアプローチで、体の根本的な原因を改善するためにはとても重要な施術内容だった。
【同時に治療した症状】
冷え性
【使用した主なツボ】
太谿
【考察】
施術計画を立てるとき、特に気を付けなければならないのは施術の組み立てと患者さんの体質です。3か月単位で施術計画を立てていき、随時変更をしていくとうまく行く。うまく行かない場合は1か月で施術計画を見直していく事が早期改善のポイントです。Hさんの場合は、最初の施術計画から頭蓋骨の整体を入れていたことも功を奏しました。心身のバランスを整えることが、健康につながり、体質改善の第一歩になります。
これからも内臓の不調も合わせて施術計画を立てていきます。
以上です。