症例報告「自律神経失調症 腰痛」症例 ‐東京・江戸川区・平井‐
【自律神経失調症 症状32】
【患者像】
Sさん 30代 男性
【来院】
2016.1
【症状】
主訴:腰痛、肩の痛み、自律神経の乱れ
Sさんはゲームのプログラミングの仕事をしていて、常にパソコンと向き合いながら仕事をしている。仕事上のストレスはないがお酒を飲む習慣や、もともと自律神経失調症を患っている関係で体に痛みが出やすい。一度痛みが出始めると1~2か月単位で体の痛みが継続して出ることがある。
【治療経過と内容】
治療方針:
体を流れているオ血の症状を改善する
Sさんの基本的な病態はオ血という血のよどみが原因となっているため、単純に血流を良くするだけではなく、オ血を改善した体が必要になるため、自律神経の通り道である脊椎周りの緊張を改善した。それによって、2か月ほどで腰痛と肩の症状が落ち着き始めた。
【同時に治療した症状】
多汗症、緊張感
【使用した主なツボ】
天柱、風門
【考察】
Sさんは3か月ほどで症状が改善し、その後はメンテナンスで通院をしていたが1年ほど経過して卒業をしました。ご自身で体の体調管理が出来るようになったことで、さらに自由な時間を捻出できるようなりました。ご本人も大変喜んでいたことを覚えております。自律神経失調症は体の疲れや頭痛、冷えなどの症状を創り出します。これらの体のサインを見逃さずに、しっかりと治療を施すことで体は徐々に良くなってきます。Sさんのような自律神経の乱れで苦しんでいる方を治療するための良い経験となりました。日々、知識と経験を蓄積していきます。
以上です。