症例報告「自律神経失調症 過換気症候群」 症例 ‐東京・江戸川区・平井‐

【自律神経失調症 症状33】
【患者像】
Tさん 60代 女性
【来院】
 2017.3
【症状】
主訴:動機、過換気症候群、首肩のこり
Tさんは過呼吸を患っており、20年近く前から時々繰り返している。来院時は直近1週間の間で救急車を呼ぶほどの体の辛さがあり、過呼吸も発症。ドクターには問題はないので呼吸を深く吸うようにしてほしいとのアドバイスのみだった。肩の痛みが特にひどく、頭も重くなる。体は動かなくなるので、何もできなくなるような状態。
【治療経過と内容】
治療方針
陰虚体質を改善し、過呼吸や体のゆがみを調整する
Tさんはとても疲れているため、体の中で冷えとのぼせの症状が混在している。特に、気温の変化には弱く、寒い季節は特に症状が悪化する傾向にある。体のゆがみも頸椎と胸椎に異常が認められ、皮膚の緊張を整えると首のゆがみが改善することから考えると、自律神経の緊張状態を作り出す要因になっていると考察する。
【同時に治療した症状】
めまい、しびれ
【使用した主なツボ】
太谿
【考察】
Tさんは現在通院中で、過呼吸をコントロールする施術内容で治療を訓見立てております。(H29年3月現在)
鍼だけの治療でも変化がみられることを考えると、治療に対する反応はよく、回復力は上がりやすいのではないかと推察しています。埼玉県から片道90分かけてご来院されるあたりを考えると、本気で治したいという気持ちが強い方からご来院頂けていると感じております。これからも、過換気症候群を含む自律神経失調症の方の治療をしっかりと行っていきます。
以上です。