症例報告「うつ病 症例9(不安障害も合併)」‐東京・江戸川区・平井‐

【うつ病 症例8】
【患者像】
Hさん 20代 女性

【来院】
 2016.11

【症状】
主訴:うつ、フラッシュバク、不安症状
過去の職場の人間関係により人間不信となり、その記憶がどうしても忘れられずいまでも思い出して感情を抑えられなくなる。発達障害も患っており、一度話し始めると止まらなくなる。ホルモンバランスも不安定な状態が続いている。

【治療経過と内容】
治療方針
心と体のバランスを保つために、首に電気治療
精神的な症状がある場合は、脳内の神経伝達物質の分泌異常が考えられるため、鍼をしながら通電するパルス治療が効果的である。特に百会と首に対しての通電が有効で、気分が軽くなる傾向がある。

【同時に治療した症状】
パニック障害

【使用した主なツボ】
首の硬結、百会

【考察】
心身のバランスを崩している場合、最初は首の血流を改善することを第一として、あとはカウンセリングをしながら願望を明確にして、治療をしていくことが効果的であるとわかった。
パルス治療は5Hzが最適で、7分ほど通電する。
以降、同じような症状の場合は同様に治療をすることで、より短い期間で効果を出すことが出来る。