症例報告「うつ病 症例6」‐東京・江戸川区・平井‐

【うつ病 症例6】
【患者像】
Tさん 30代 男性

【来院】
 2016.3 

【症状】
主訴:物事への興味、やる気の低下
前職でIT系の仕事をしている時に仕事のストレスを強く感じていた為、抑圧した環境から自律神経の乱れを起こしている。その後転職をしたが、やる気の低下と仕事に行くモチベーションが上がらない。今現在は仕事のストレスはなく過ごせている。

【治療経過と内容】
治療方針
脾気虚と腎虚の力をつけて、心血を補う
物事への興味関心やモチベーションがあがらない状態は、心血虚および脳髄の栄養状態が不良となっている可能性が示唆される為、お腹は関元という腎機能を補う経穴を使用しながら全身を温めたところ、顔色が改善し気分も落ち込まなくなった。
背中の硬結も気滞オ血からくる症状だったため、運化の力を上げながら思い悩む症状改善の為に、三陰交に刺鍼をしたところ、オ血が改善されて心身のバランスが取れる様になった。
また、デトックス療法を月1回行うことで、体の中のオ血環境を改善していく。

【同時に治療した症状】
胃の不調

【使用した主なツボ】
関元、百会、三陰交

【考察】
身体の状態は、やる気の低下などは血不足が考えられるため、オ血除去と脾気虚を補う事での血液造成作用を高める事で心身のバランスが取れてきたと考えられる。治療のなかで気を付けた点としては、デトックス療法の活用である。
身体の機能面を高めていく際に、栄養面や体の内部環境を整えて行くことが最も大切で、治療と並行して進めて行く必要性がある。この症例では、デトックスを毎月実施したことで改善が早くなった可能性が示唆されるため、今後の症例の参考にする。