食欲がない…それ、夏バテではなく“脳疲労”かもしれません
こんにちは!
平井鍼灸院の鈴木開登です。
前回は「息苦しいけど異常なし…それ、“自律神経の乱れ”が原因かもしれません」についてお話しました。
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今回は、「夏の食欲不振と脳疲労、自律神経の関係」についてご紹介します。
こんな食欲の悩み、ありませんか?
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暑くなると急に食欲が落ちる
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お腹はすくけれど、食べ始めるとすぐに満腹になる
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冷たいものばかり食べたくなる
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食べなきゃと思っても、胃が受け付けない
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なんとなく気力も湧かない
これらは単なる「夏バテ」ではなく、**“脳疲労による自律神経の乱れ”**が関係しているかもしれません。
夏に食欲が落ちる原因は“脳の疲れ”?
暑さ・湿度・気圧変化といった夏特有のストレスは、
体だけでなく、脳や神経にも負担をかけています。
特に現代人は、仕事や家庭の責任、スマホや情報過多の影響で、
脳が常に緊張状態=交感神経優位のままになりがち。
すると、内臓の働きを担う副交感神経の働きが低下し、
「お腹が空かない」「消化できない」「食べても疲れる」といった症状が出てくるのです。
東洋医学で見る“食欲不振”と脳疲労の関係
東洋医学では「脾(ひ)」=胃腸系が食欲やエネルギーの中心とされています。
この脾は、湿気・冷え・疲労・ストレスに非常に弱く、
特に“梅雨~夏”にかけてダメージを受けやすい臓器です。
また、「思い悩む」ことが多いと脾の働きが落ちるともいわれており、
精神的な緊張=脳疲労と胃腸の機能低下がリンクしているのです。
「食べられない」は、心と神経からのSOSかも
食欲が落ちているとき、ただ栄養を取ればいいわけではありません。
その背景にある“脳疲労”や“神経の緊張”を整えてこそ、体が本当に回復していきます。
「最近、なんとなく食べたくない」
「何をしても元気が出ない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
平井鍼灸院 鈴木開登
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
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