ストレスの大きさと反応

こんにちは。
平井鍼灸院の中村です。
今回は【ストレスの大きさと反応】についてです。
ストレスの反応は、ストレスの大きさにより3つに分かれます。
①回復・良好な状態をつくる
②戦うか・逃げるか
③フリーズ
例えば、
自転車がぶつかってきそうになったとき、
交感神経が働くととっさに逃げたり、受け身をとったりします(②)
そんなときちょっとドキドキしたり、
身体に受けた傷は副交感神経で回復させていきます(①)
でも、これが自動車だったらどうでしょう。
人は死ぬかもしれないと思ったときに凍りついたように動けなくなります。
これをフリーズと言います。(③)
また極度にびっくりした時に
思考が働かなくなったり、記憶がなくなったり、
簡単な受け答えができなくなったり、
身体が固まった感じがする方もいるでしょう。
これもフリーズ状態です。
自分では取り扱えない強大なストレスのために、
頭も心も身体も全部動けなくなってしまう動物的な反応です。
これは許容を超えたストレスが加わると、
フリーズして仮死状態になって生き残るように
プログラムされている反応とも言われています。
うつの方は特に積もり積もったストレスでストレスが強大になり、
自律神経が対応できずにフリーズ領域になっています。
そのため、重度のうつは思考も感情も感覚も
非常に低下して何の行動もできなくなります。
自分の症状かも?と感じたら、お気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
平井鍼灸院
中村 優紀