【自律神経失調症・やる気がでない】症状改善症例

【自律神経失調症 症状61】
【患者像】
Iさん 30代 男性
【来院】
 2017.4
【症状】
主訴:仕事への気力がなくなった
仕事への気力が出なくなってから3か月が経ち、危機感を覚え来院。仕事への気力がなくなったきっかけは、特に思い当たらなかった。薬は服用していなく、睡眠の質は低下している。よく夢を見て、汗を大量にかいていた。寝ても疲れが取れない。
【治療経過と内容】
治療方針
睡眠の質を向上、自己治癒力の向上
睡眠の質に関係している要素としては、光刺激、音刺激、日中の感情抑圧症状が考えられる。体の歪みが発生するのも、ストレスに対する対処が原因。人は常にストレスにさらされている。この方の場合は、感情の抑圧が強い為に症状が悪化していると仮説を立てて施術をした結果、体の歪みの改善から精神的な状態の改善につながった。
【同時に治療した症状】
多汗
【使用した主なツボ】
尺沢
【考察】
仕事に行く意欲が低下している症状に対して、精神的なアプローチだけで改善するのかというと、そうとも言えないことが分かった症例だった。精神的な状態の根源は、内臓の代謝反応と体にかかっている構造的ストレスの量に比例して悪くなる。外部環境に関して対応出来る体を作ることで、結果的に精神的な状態が改善する。
今では、年末年始に旅行に行かれたり、仕事に徐々に復帰している状態にまで回復してきた。整体は頚、背中、腰、仙骨、骨盤、股関節、膝、足首という関節を調整することがとても大切。総合的に体を調整することで、体質改善が完成し、長期的にも本質的にも体質が改善していく。
男女年齢問わず、この施術経験が役に立つことを考えると、これからの治療の可能性が広がった症例だった。
以上