東洋医学で考える不眠  ‐東京・江戸川区・平井‐

こんにちは、平井鍼灸院 石渡です。
皆様GWはいかがでした?
通われている患者さんからは旅行など外出や実家に帰省していたお話をよく聞きます。
石渡は…絶賛部屋の片付け・模様替えと読書をしてました!!

是非皆さんのGWの過ごしたお話きかせてくださいね^^
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本日は【東洋医学で考える不眠】についてお話いたします。
東洋医学から考える不眠は精神を司る〝心〟の不調による〝心〟の気・血バランスの乱れ・不安定になることで生じます。
また、〝心〟と関係が深い〝肝〟`が原因である不眠もあります。
具体的に
痰熱(落ち着かない、何度も起きる、げっぷや胸のつかえ、眩暈など)
肝鬱化火(夜中目が覚める、イライラなど怒りっぽい、頭痛や眩暈、耳鳴りなど)

心脾両虚(不安感、寝付けない、顔色が悪い、疲れやすい、食欲不振など)

心腎不交(寝付けない、よく目が覚める、焦燥感、耳鳴り、膝や腰の怠さなど)
といったものが挙げられます。
原因としては、
痰熱は暴飲暴食などで消化・吸収不良(脾・胃の不調)により体内の水分が痰になり、ここが熱を持つことで心身の安定阻害して起こる。
肝鬱化火は怒りや抑鬱など気の調節が失調することで、心神の働きが乱れて興奮状態になりじっと寝てられなくなる。
心脾両虚は〝心〟と〝脾〟の機能低下により、神(心の機能・働きのこと)が心におさまらないことで、不眠を呈する。
この不眠はすぐ寝付くがよく目が覚めて半覚醒の状況が多くみられる。
心腎不交はその名の通りお互いが補い合っている〝心〟と〝腎〟の関係が崩れることで起こる。
中でも、、
慢性病、疲労、性生活の不節制。
精神的な緊張や情緒の変動。
の二つが原因としてある。
不眠といっても色んなタイプがあり、何が原因として今起こっているのか。
ここをしっかり見極めること必要がです。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も東洋医学的な観点から症状のお話を致します(^^ゞ
江戸川区 平井鍼灸院
鍼灸師 石渡 圭亮