症例報告「自律神経失調症(ふらつき、耳の不快感)症例1」‐東京・江戸川区・平井‐

【自律神経失調症 症状25】
【患者像】
Iさん 40代 女性
【来院】
 2014.9
【症状】
主訴:ふらつき、耳の不快感、首コリ
Iさんは、アパレルのお仕事を14年しており、自律神経失調症を患っております。症状は気圧の変化の影響を受けやすく、ふらつきや耳の不快感が悪化する傾向にある。仕事のストレスでも影響を受ける傾向がある。首は締め付けるような痛みがあり、特に背中までの硬さは顕著で、耳の不快感やふらつきが強い場合は、背中の筋硬直が強くなる。
【治療経過と内容】
治療方針
パルス治療(通電鍼治療)で、首と耳周りの血流を改善する
Iさんは、長年通われていたのですが、途中で担当を引継ぎ約3カ月が経つ。お灸施術を行って行く中で神経の働きへのアプローチを加えた所、症状が顕著に改善した。
耳まわりの通電後は、体感覚として楽になっているということもあり継続して治療を施したところ、数年来の症状がかなり軽減された。
【同時に治療した症状】
偏頭痛
【使用した主なツボ】
聴宮
【考察】
Iさんは日頃から強いストレス環境にさらされながら仕事をされております。心身ともに疲弊が酷い為に症状が改善するまでにかなり時間がかかりました。施術担当を後退してからの3カ月で心理的側面からもポジティブに考えられるように変化があったり、今まで決断できなかった意思決定も出来たりと、前向きに変化があり本当に良かったと思っております。