症例報告「自律神経失調症(睡眠障害) 症例3」‐東京・江戸川区・平井‐

【自律神経失調症 症状19】
【患者像】
Kさん 30代 男性
【来院】
 2016.10
【症状】
主訴:睡眠障害、肩凝り
肩こりと首こりと共に、寝つきが悪い入眠困難がある。3カ月前から入眠困難の状態を患っており、改善しない。原因は会社で勤務しているときのストレス状態。嫌な上司との関わりが辛くなってくると、症状が悪化する。
【治療経過と内容】
治療方針
自律神経幹の周りの血流を改善する
Kさんは入眠障害があるので、まずは交感神経緊張状態を改善する治療を施した。腎臓の経絡を補い、身体を温めた。結果、入眠困難は1カ月の治療で寛解した。
自律神経幹の周りの血流は、置鍼と吸角、お灸を中心に施術をしたことにより改善した。
【同時に治療した症状】
腰痛
【使用した主なツボ】
百会、聴宮、喉
【考察】
入眠困難で困っていた状態が早く改善した理由としては、的確な鑑別と本人の選択でした。出来る限りのセルフケアをしながら治療をすることは、最大の効果を発揮します。
鍼治療だけでもダメ出し、セルフケアだけでも治らない。治療穴も重要だが、それよりも患者さんの願望を明確にして行動選択の判断基準を作って頂く方が、効果的だ。