東洋医学・鍼灸で考える、自律神経の乱れと冷え
こんにちは、鍼灸師の石渡です。今回は【自律神経の乱れと冷え】についてお話いたします。
冷えは万病のもと。と古くから言われてます。自律神経が乱れている方の多くは血管が細くなり冷えが見られます。
血管が細いということは血液の流れが非常に悪く、手足だけでなく内臓も冷えているとが多いです。また血液は酸素や栄養素を運ぶので、冷えのある場所には十分な酸素や栄養素が行き届かず働きまでも悪くさせてしまいます。
内臓の動きが悪いことで様々な症状を引き起こす原因となっています。
また冷えは休む神経といわれる副交感神経の働きを阻害します。自律神経失調症やうつ病を含めた自律神経系の乱れがあるときはとにかく体を冷やさないようにしましょう。特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないことやオシャレの為に薄着をすることが多く冷え性の方は、症状が出ているときは厚着のオシャレや肌の露出を抑えた服装をしましょう。
また第2の心臓といわれるふくらはぎを温めましょう。ふくらはぎを温めることによって心臓に戻る血液の中には内臓を経由するものもあります。冷えた血液を戻すのではなく温かいい状態の血液を戻すために、足湯やレッグウォーマーでしっかり対策しましょう!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
平井鍼灸院 鍼灸師 石渡 圭亮