病院に行っても問題がないのに、不調が出る理由

こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。
前回は、腸の働きと自律神経の関係についてお伝えしました。
今回は、病院に行っても問題がないのに症状が出る理由についてお伝えします。

こんなお悩みありませんか?

・検査では異常が見つからないのに、体調がすぐれない。
・頭痛やめまい、動悸、疲労感が続くが、原因が分からない。
・ストレスを感じると体調が悪化する。
・眠れない、集中できない、日常生活がつらい。

器質的問題が無くても、不調がある

病院で検査を受けても異常が見つからないのに不調が続く場合、その原因は自律神経のバランスの乱れにあることが多いです。自律神経は、心拍数、消化、呼吸、体温調節など体の多くの無意識な機能を調整しています。この神経系が乱れると、次のような症状が現れることがあります:

  • 身体的な症状:頭痛、めまい、動悸、胃腸の不調、倦怠感など
  • 精神的な症状:不安感、イライラ、うつ症状、集中力の低下など
自律神経のバランスの乱れが起こりやすい状況

ストレス過多
仕事のプレッシャーや人間関係のトラブルなど、長期的なストレスにさらされると、自律神経が乱れやすくなります。

不規則な生活
睡眠不足や不規則な食事、昼夜逆転の生活が続くと、体内時計が狂い、自律神経に影響を与えます。

運動不足
適度な運動が不足すると、身体のリズムが乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなります。

環境の変化
気温や気圧の急激な変化、新しい環境への適応が必要な時期は、自律神経のバランスが乱れがちです。

過度な飲酒や喫煙
アルコールやタバコの過剰摂取は自律神経に負担をかけ、バランスを崩す要因になります。

自律神経の乱れを早期発見するためのポイント

身体的なサインを見逃さない
・頭痛、めまい:頻繁に感じるようになった場合は、自律神経の乱れの可能性があります。
・消化器系の不調:胃痛、便秘、下痢など、特にストレスと関連する症状に注意。

精神的な変化に気づく
・不安感、イライラ:特に理由がなく持続する場合、自律神経のバランスが乱れているかもしれません。
・集中力の低下、疲労感:日常生活でのパフォーマンス低下は重要なサインです。

生活習慣の変化をモニターする
・睡眠時間や食事のバランス、運動量など、自身の生活習慣の変化を意識的にチェックする。

環境の影響を把握する
・季節の変わり目や、急激な気温・気圧の変動に敏感になることで、体調変化の前兆をつかみやすくなります。

定期的なセルフチェック
ストレス度や心身の状態を記録する習慣をつけることで、異常が出た際に早期に気づくことができます。

鍼灸治療で自律神経を整える

鍼灸治療は自律神経のバランスを整えるにも効果的な治療方法の1つです。
鍼は痛くて怖そうだというイメージを持つ方も多いですが、実際に使用する鍼は髪の毛ほどの太で、注射針の1/3ほどの太さの鍼になります。鍼の太さの比較平井鍼灸院には、初めて鍼灸治療を受けるかたも多くご来院されますが、イメージとのGAPに驚かれる方がほとんどです。痛みもほとんどありませんので、ご安心くださいね。

鍼灸治療の様子

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

江戸川区平井鍼灸院 今木薫

院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得