自律神経には〇〇が危険❗️
こんにちは。平井鍼灸院の鈴木開登です。
前回は「あらゆる不調は〇〇が原因かも!?」をお伝えしました。
よろしければこちらも読んでみてくださいね!
https://hirai-harikyu.com/case/case-6423/
今回は「自律神経には〇〇が危険❗️」についてお伝えします。
現代は自律神経の乱れている方が多くなってきています。
自律神経に良いものとして色々なものが良いと言われていますが、どれだけ良いものを取ったとしも自律神経の乱れを引き起こしているものを体内から排除しないとその効果は減少してしまいます。
結論から言うと自律神経を乱れを引き起こすものとは・・・カフェインです。
✅集中力を上げるためにカフェインが入った飲料水を飲む
✅眠気覚ましにカフェインが入った飲料水を飲む
✅なかなか夜が寝付けない・・・
上記の方は要注意です⚠️
カフェインと自律神経
カフェインは交感神経を活性化し、覚醒や集中力向上をもたらしますが、長期的な過剰摂取は自律神経バランスの乱れにつながる可能性があります。
- 交感神経の優位化:カフェインを摂ると、交感神経が優位になり、心拍数や血圧が上がります。この作用により短期的には集中力が増し、覚醒効果が得られるものの、頻繁な摂取が続くとリラックスが難しくなり、自律神経の安定が崩れることがあります。
- 副交感神経の抑制:交感神経が過度に優位になると、リラックスを促す副交感神経の働きが抑制され、睡眠の質が低下したり、疲れが取れにくくなります。また、自律神経の乱れは消化不良や免疫力の低下にも影響を与えることがあります。
カフェインとホルモンの関係
カフェインがホルモン分泌に影響を与える主なホルモンは、コルチゾール、メラトニン、そして性ホルモンです。
コルチゾール(ストレスホルモン)
- カフェインを摂取すると、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。特に朝のカフェイン摂取は、起床時に高まっているコルチゾールレベルをさらに引き上げます。
- 長期間にわたって高いコルチゾール状態が続くと、疲労や免疫力低下、精神的な不安感などを引き起こすことがあります。
メラトニン(睡眠ホルモン)
- カフェインは睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。これにより、入眠が難しくなったり、睡眠の質が低下しやすくなります。特に夕方以降の摂取は夜間のメラトニン分泌を阻害し、昼夜逆転や睡眠不足につながるリスクもあります。
性ホルモン(エストロゲン、テストステロン)
- 女性においては、カフェインが肝臓でのエストロゲン代謝に影響を与えるため、ホルモンバランスが崩れやすくなることがあります。月経周期や更年期症状にも関与するため、注意が必要です。
- 男性においても、過剰なカフェイン摂取はテストステロンの減少と関連しており、長期的には筋力低下や疲労感が増すことがあります。
飲み物は何を飲めばいいの?
カフェインが入っている代表例として、コーヒーやエナジードリンクなどが挙げられますが、知らずのうちにカフェインを摂取している可能性があります。
- コーヒー、エナジードリンク、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーラ、ココア、マテ茶
上記のものは含有量は飲料によって異なりますがカフェインが入っています。
また、個人差はありますがカフェインが体内から抜けるまでは5〜7時間と言われています。
当院では、おすすめしている飲料水としてはお水です。
- 目安量
体重×50ml
例)体重50kg×50ml=2,500mL(2.5L)
まずは自分がどれだけお水を飲むべきなのかを把握し、こまめに摂取していきましょう。
最初は目安量を飲むことができていなくても、少しずつ目安量に近づくことができるので取り組んでみてくださいね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
平井鍼灸院 鈴木開登
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得