過敏性腸症候群はいつなるか分からない!
こんにちは!平井鍼灸院の鈴木開登です。
「前回は薬の過剰摂取は体を壊す?」についてお伝えしました。よかったら一緒に読んでくださいね。
https://hirai-harikyu.com/case/case-6304/
今回は「過敏性腸症候群はいつなるか分からない!」についてお伝えします。
✅常にお腹が張っている
✅ガス漏れが気になる
✅便意を催しトイレの回数が多くなる
✅便が出ずお腹が張ってくる
上記のような症状が出る方はこちらのページを参考にしてくださいね。
過敏性腸症候群(IBS)とは、消化管に明らかな病変や炎症がないにもかかわらず、腹痛や腹部の不快感が繰り返し現れ、便通の異常(下痢、便秘、またはその交替)を伴う慢性的な腸の機能的な障害です。過敏性腸症候群は、ストレスや食生活の乱れ、自律神経の不調が原因と考えられており、非常に一般的な疾患です。
過敏性腸症候群とは?
過敏性腸症候群はここ数年で増えてきた症状です。西洋医学的検査では原因不明となることがあります。ガス型(ガス漏れ)、下痢型、便秘型、混合型などがあります。心療内科、メンタルクリニックなどを回られて鍼灸にたどり着く人が多いようです。大学病院などでも見てくれるところがありますが、最近では漢方薬なども処方されることがあり、体の回復力を向上させることで過敏性腸症候群を調整しています。
主な症状
- 腹痛や腹部の不快感:食後やストレスを感じたときに悪化しやすい。
- 便通の異常:
- 下痢型:主に水様便が頻繁に出る。
- 便秘型:便が硬く、排便が難しい。
- 混合型:下痢と便秘が交互に起こる。
- ガスの増加やお腹の張り:ガスが溜まって腹部が膨張した感覚がある。
- 緊張時の症状悪化:特にストレスや緊張を感じる場面で症状が強まることが多い。
ストレスと過敏性腸症候群の関係
自律神経の乱れ: ストレスがかかると自律神経が乱れ、腸の動き(蠕動運動)が不安定になります。このため、腸が過剰に動いたり、逆に動かなくなったりすることで、下痢や便秘を引き起こします。
脳腸相関の影響: 腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、脳と強く結びついています。ストレスが脳に影響を与えると、それが腸にも伝わり、腸の機能が乱れることがあります。この脳と腸の相互作用を「脳腸相関」と呼び、IBSの原因とされています。
ホルモンの変化: ストレスが体内でホルモンバランスを崩すことで、消化器系にも影響を及ぼします。特にストレスホルモンであるコルチゾールが増えると、腸内環境が悪化し、過敏性腸症候群の症状が悪化します。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
平井鍼灸院 鈴木開登
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得