季節の変わり目はなぜ体調を崩す?

こんにちは!平井鍼灸院の鈴木開登です。
前回は「パニック障害と脳の働き」についてお伝えしました。一緒に読んでみてくださいね!

9月は徐々に暑さが引いてきて昼間との寒暖差が出てくる季節です。
今回は「季節の変わり目はなぜ体調を崩す?」についてお伝えしていきます。
季節の変わり目に下記のような症状が出たことがありませんか?
✅頭痛 ✅肩こり ✅関節痛 ✅めまい ✅倦怠感
✅不眠、✅肌荒れ、✅吐き気 ✅鼻づまり

季節の変わり目

多くの方が季節の変わり目に何かしらの症状を経験したことがあるのではないでしょうか?
昔から「季節の変わり目にはめまいがする」「天気が崩れる前には頭痛がする」など、気象の変化によって持病が悪化することを「気象病」と呼んでいます。日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。 寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。

気圧の変動で自律神経が乱れる!

気温の寒暖差とともに、気圧の変動によっても、自律神経のバランスを崩しやすい時期です。気圧が下がったり上がったりすると、耳の奥にある内耳が敏感に感知します。内耳が感じ取った気圧低下などの情報は、内耳の神経を通って脳に伝達され、それによって自律神経はストレス反応を引き起こし、交感神経が興奮状態になります。その結果、抑うつやめまいの悪化、心拍数の増加、血圧の上昇、慢性痛の悪化などの症状が現れます。

〜女性は季節の変わり目に体調を崩しやすい!?〜

性別や年齢によっても症状の出やすさがあると言われており、男性に比べて女性の方が季節の変わり目に体調を崩しやすいと言われています。
女性の体は、月経周期をはじめとしてホルモンの変動に敏感です。季節の変わり目には、気温や日照時間の変化が自律神経やホルモンバランスに影響を与え、これが月経不順やPMS(生理前症候群)の悪化につながることがあります。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
平井鍼灸院 鈴木 開登

院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得