のどの違和感は自律神経が乱れているサイン!?
こんにちは。平井鍼灸院の鈴木開登です。
前回は「足のだるさは自律神経の乱れ?」についてお伝えしました。よろしければご一緒に読んでみてください。
https://hirai-harikyu.com/case/case-6221/
今回は、「のどの違和感は自律神経が乱れているサイン!?」についてお伝えします。
最近、風邪を引いてもいないのに下記のような症状はありませんか?
☑喉に不快感・異物感・異常感がある
☑喉がつまって息苦しい…。
☑「喉に何だか違和感がある」
☑病院で検査をしても原因がわからない
このような症状があることを「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」と言います。
また、ヒステリー球とも呼ばれることもあります。
この症状は、精神的なストレスや不安、緊張が原因で現れることが多く、自律神経の乱れとも深く関係しています。
ヒステリー球の症状
ヒステリー球の主な症状は、次のようなものです。
- 喉の詰まり感: 喉に何かが詰まっているように感じるが、飲み込んでもその感覚が取れない。
- 異物感: 喉に異物があるように感じ、これが持続することが多い。
- 飲み込みにくさ: 特に唾を飲み込む際に、喉に何かが引っかかっているように感じる。
- 窒息感: 喉が詰まっているように感じ、息苦しさを覚えることがある。
これらの症状は、ストレスや感情の変化がきっかけで悪化することがあり、特に緊張した場面やストレスの多い状況で強く感じることが多いです。
ヒステリー球の原因と自律神経の関係
ヒステリー球の原因としては、以下のような要因が考えられます。
- ストレス: 精神的なストレスが主な原因とされており、過剰なストレスが自律神経のバランスを乱し、喉の筋肉が緊張してしまうことで症状が現れる。
- 不安や緊張: 心理的な不安や緊張が、喉に異常な感覚を引き起こすことがある。
- 過去のトラウマ: 過去のつらい経験やトラウマが引き金となり、無意識のうちに喉の違和感を感じることがある。
自律神経は、体内のさまざまな機能を調整する重要な神経系で、交感神経と副交感神経から構成されています。過度なストレスや緊張が続くと、このバランスが崩れ、喉の筋肉が過剰に収縮してしまうことで、ヒステリー球の症状が現れると考えられています。
鍼灸によるヒステリー球の改善
鍼灸治療は、自律神経の調整に効果があり、ヒステリー球の症状を軽減するのに効果的です。鍼灸によって、体内のエネルギーの流れを整え、緊張した筋肉をほぐし、自律神経のバランスを回復させることができます。特に、首や肩、喉周辺のツボなどを使用することで、喉の詰まり感や異物感を緩和する効果が期待できます。
不明な点がありましたらご連絡ください。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
鈴木 開登
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得