足がつること増えていませんか?脱水症状に要注意!!

こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。
汗をよくかく季節に入り、冷たいものを口にすることが増えますね。この季節に増えてくるのが、筋肉が攣るいわゆる”こむら返り”です。
胃腸の働きが低下し、冷たいものが増え、内臓が冷えやすくなることで血流が悪くなったり、冷房で足元が冷えることも原因の1つです。水分不足になると血液がドロドロになってしまうので、栄養補給や老廃物の排泄が上手くいきません。

今回は脱水症状についてお伝えします。コチラの記事も合わせてお読みください♪
https://hirai-harikyu.com/case/case-6113/

夏バテ

脱水症状

脱水症状は軽度から重度まで様々で、以下のような症状が現れます。

軽度の脱水症状:

・口や喉の渇き
・皮膚の乾燥
・頭痛
・軽い疲労感や倦怠感
・目のくぼみ

中等度の脱水症状:

・めまい
・心拍数の増加
・乏尿(尿の量が少ない)
・集中力の低下
・筋肉のけいれん

重度の脱水症状:

・非常に強い喉の渇き
・意識障害や混乱血圧の低下
・皮膚の弾力の低下
・ショック状態(生命の危険を伴う)

脱水症状の原因

脱水症状は、体内の水分と電解質のバランスが崩れた状態を指します。以下は主な原因です。

・不十分な水分摂取: 日常的に水分を十分に摂取しないこと。
・過剰な発汗: 高温環境での運動や労働、またはサウナなどによる過度の発汗。
・病気: 嘔吐や下痢、発熱などによる急激な体液の喪失。
・利尿剤の使用: 利尿剤を服用している場合、尿を通じて大量の水分が排出される。
・慢性的な病気: 糖尿病など、慢性的な病気が原因で体液のバランスが崩れること。

脱水症状の予防策

経口補水液OS-1

脱水症状を予防するためには、以下の対策が効果的です。

定期的な水分補給: 喉が渇く前に定期的に水分を摂取する。特に運動時や高温環境ではこまめに水分補給を行う。
バランスの良い飲み物の選択: 水だけでなく、スポーツドリンクや電解質飲料も適宜摂取する。電解質飲料としては、経口補水液がオススメです。
適切な服装: 暑い環境では通気性の良い服装を心掛ける。
食事での水分補給: 水分を多く含む食品(果物や野菜)を積極的に摂取する。
アルコールとカフェインの摂取を控える: これらは利尿作用があり、脱水を促進する可能性があるため、摂取量に注意する。

自律神経の働きと脱水症状の関係

自律神経系は、体内の水分バランスを維持するために重要な役割を果たします。以下はその関係です。

・自律神経と体温調節: 自律神経は汗腺の働きを調節し、体温調節を行います。脱水状態では汗の生成が減少し、体温が上昇しやすくなります。
・血圧の調整: 自律神経は血管の収縮や拡張を調整し、血圧を維持します。脱水症状が進行すると、血液量が減少し、血圧が低下することがあります。
・心拍数の調整: 脱水により血液量が減少すると、心臓は血液を効率よく循環させるために心拍数を増加させます。これも自律神経の働きによるものです。
・消化機能の維持: 自律神経は消化管の運動を調整します。脱水状態では消化液の分泌が減少し、消化不良を引き起こすことがあります。

以前にお伝えしたパニック症状も、暑い日に症状あが出やすくなる理由の1つに上記のような脱水症状が関わっていることもあります。
水分が足りなくなると、心拍数が上がり動悸を感じたり、血圧の低下によりふらつきや気持ち悪さがでることがあります。
これから外に出てのイベントも増えてくるので、水分補給にはミネラルウォーターだけでなく、経口補水液やスポーツドリンクもご活用くださいね。

足元のトレーニングは、ふらつきや不安感などの症状にも効果的です。
こちらのスクワットで足元強化してみてください。

スクワットサムネ

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

江戸川区平井鍼灸院 今木 薫

 

院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得