突然の息苦しさ、めまい、ふらつきありませんか?

こんにちは。江戸川区平井鍼灸院の今木です。
最近増えている症状の1つにパニック障害があります。今回はパニック障害についてお伝えします。あわせてこちらの記事もみて下さい。
→→→https://hirai-harikyu.com/page-5462/

パニック障害とは?

パニック障害は、突然の激しい恐怖感や不安感が発作的に現れる精神疾患です。この発作は通常、何の前触れもなく起こり、非常に強い恐怖感や身体的症状を伴います。発作が頻繁に起こることで、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

息苦しさを感じる女性

症状

パニック障害の主な症状は、パニック発作と呼ばれる突然の強い恐怖感や不安感の発作です。これらの発作は通常、10分から20分程度続きますが、時には1時間以上続くこともあります。以下は、パニック発作の一般的な症状です。

激しい心拍: 心臓が激しく鼓動する感覚や不整脈
発汗: 過剰な発汗、特に手のひらや足の裏
震え: 体全体の震えやふるえ
息切れ: 息が詰まる感覚や過呼吸
窒息感: 息苦しさや喉が締め付けられる感覚
胸痛: 胸の痛みや圧迫感
吐き気: 胃のむかつきや吐き気
めまい: めまいやふらつき、失神するような感覚
寒気または熱感: 突然の寒気や熱感
手足のしびれ: 手足のしびれや感覚異常
非現実感: 現実感の喪失や自分が自分でないような感覚
死の恐怖: 強い死への恐怖や自分が死ぬのではないかという恐怖感
コントロールを失う恐怖: 自分が制御不能になるのではないかという恐怖感

原因

パニック障害の正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関与していると考えられています。以下は、パニック障害の主な原因とされる要因です。

遺伝的要因

パニック障害は家族内で発症することが多く、遺伝的要因が関与していると考えられています。親や兄弟姉妹にパニック障害を持つ人がいる場合、自分も発症するリスクが高まります。

脳内化学物質の不均衡

脳内の神経伝達物質、特にセロトニン、ノルエピネフリン、ガンマアミノ酪酸(GABA)などの不均衡が、パニック発作の発生に関与しているとされています。これらの化学物質は、感情やストレス反応を調整する役割を果たしています。

ストレス

強いストレスやトラウマティックな出来事は、パニック障害の発症リスクを高める要因となります。仕事や人間関係、健康問題などが原因で持続的なストレスを感じることが、発症に繋がることがあります。

環境要因

育った環境や過去の経験も、パニック障害の発症に影響を与えることがあります。例えば、過保護な家庭環境や、幼少期のトラウマティックな出来事が影響を与えることがあります。

身体的要因

特定の身体的疾患や病状も、パニック障害の発症に関与することがあります。例えば、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や低血糖などが、パニック発作を引き起こすことがあります。

性格や気質

一般的に、不安感が強い性格や、完璧主義傾向のある人は、パニック障害を発症しやすいとされています。また、日常生活において強い不安感やストレスを感じやすい人もリスクが高いです。

パニック発作は1度出て経験するとトラウマとなり、同じ状況が重なるシーン、例えば人混み、暑く湿度が高い時、電車に乗る時、狭い空間などまだ発作が起こっていなくても怖くなり、それが引き金となって発作を起こすという悪循環を繰り返すケースが多いです。

まずは、現在の身体の状態と、精神的なストレスを知ることが大切です。
1人で悩まずにお気軽にご相談くださいね。

またこちらのセルフケアも行ってみてください。
セルフケアサムネ

寝ながらできるセルフケアです。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

江戸川区平井鍼灸院 今木 薫

院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得