認知のゆがみ
こんにちは!江戸川区平井鍼灸院の今木です。
前回は思考を柔軟にするワークをお伝えしました。
 詳しくはこちらの記事をお読みください。→→思考を柔軟にする
思考を柔軟にするには、自分がどんな認知をしているのかを知る必要があります。
 皆さんは、「認知のゆがみ」という言葉をご存知でしょうか??
 自動思考をする際に、何をどう解釈して捉えているのか。そしてその解釈が過度になると認知のゆがみとして現れます。誰にでも備わるものですが、過度な認知のゆがみは生きずらくなったり、自分を苦しめてしまう材料にもなります。
今日は代表的な認知のゆがみをご紹介します。
 良い悪いではなく、自分の思考の癖を知り、もしのそ癖が自分を苦しめるものになっているのであれば、別の角度から見る事で楽になります。

認知のゆがみ
 ①白黒思考(全か無か思考)
 100%ではないとダメ。白黒はっきりしていないとダメ。正しいか間違っているか。など二者択一的な思考で中間的思考をしていない。
 →なぜ白黒はっきりしないといけないのか?
 →そうでなかったら何が起こるのか?
 →現実にそれはそんなに重要なことなのか?と問いかけてみましょう。
②破局的な思考
 悪い方に悪い方にどんどん考えていく思考で、例えいい事が起こってもネガティブに捉えてしまう。
 →未来を予測できる力があるのか?
 →今まで予側したことはどれくらいの確立で当たったのか?
 →「今ここ」ではどのようになっているのか?を自問してみましょう。
③過度の一般化
 男(女)はみんな〇〇だ。大人はみんな〇〇だ。と自分の目の前で起こった事を一般化して考える思考。
 →具体的に誰が〇〇なのか?
 →そうでない人はいないか?を自問してみましょう。
④べき思考
 〇〇すべきである。〇〇でなければならないと強く思う思考。
 →そうであることは望ましいが、そうでないと幸せになれないのか?を自問してみましょう。
⑤自己関連付け
 自己が関連していないのに、自己が関連しているように考える思考。
 →本当に自分が関連しているのか?
 →それは誰が見ても関連していると言えるのか?
 →医学的、化学的な根拠はあるのか?を自問してみましょう。
⑥ラベル貼り思考
 自分は○○だ。あの人は〇〇だといったラベル貼って思考する。
 →そうでない時はないのか?を自問してみましょう。
他にも色々とありますが、こういったいきすぎた解釈は時に人間関係も自分との関係も傷つけてしまう事があります。
 本当にそうなのか?別の角度からみたらどうなのか?を客観的に見れるようになると、いつもとは違う思考が働き新たな発見をすることもあります。
自分に対して厳しい人や、自分を許せない人は、他人にも同じように厳しくなったり許せなくなる場合が多いです。
 つまり、よい人間関係を築くには、まず自分との関係をより良くすることが大切です。

前回のワークを通して、ご自身の思考癖を見つけてくださいね。
 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
江戸川区平井鍼灸院 今木 薫
 【監修】
【監修】
 平井鍼灸院 院長 梅田俊
 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
 【所属】
 2015年~ 日本自律神経研究会
 【資格】
 2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
 2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
 2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
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