その頭痛は自律神経によるもの?
こんにちは。平井鍼灸院の鈴木開登です。
当院には普段から頭痛に悩んでいる患者さんが多くいらっしゃいます。
慢性や首肩こりによる頭痛や片頭痛などと今後も付き合っていかないと諦めている方もおおいのではないでしょうか?
まず自分自身がなんで頭痛が発症しているかを見極める治療を行うことが重要になります。
頭痛は多々ありますが、一次性頭痛と二次性頭痛があります。
一次性頭痛は、片頭痛・緊張型頭痛・三叉神経痛、自律神経頭痛
二次性頭痛は、頭部の外傷や障害、頭部血管、頭蓋内疾患、物質またはその離脱、ホメオスタシス障害、精神疾患など
今回は特に多い緊張型頭痛と片頭痛についてお伝えします。
①緊張型頭痛とは
緊張型頭痛は頭蓋を取り囲む筋肉の痛みによるものです。筋肉の異常収縮によって皮神経が傷害されての痛みも加わります。筋肉としては僧帽筋や前頭筋や側頭筋の部分に痛みが生じやすいです。
②痛みの症状
痛みの性状としては、鈍く重い、張って押さえつけられるというものが多いですが「ガンガン・ズキズキ・時にズキンズキン」するなど表現される場合があります。
③発生機序
発症は潜在性の物が多いですが、時に急激に出現する場合(寒い場所での作業・日頃しない強い労働・慣れない場所での睡眠など)もあります。ほとんどの方が以前も同じような症状が出たことがあり夕方に強くなる、朝方に強くなる、持続性など日内変動も見られます。
④緊張型頭痛の誘因
頭痛の三大誘因としては、ストレス、姿勢の悪さ、運動が挙げられます。
ストレスでは、精神的なものと物理的なものがありますが、これらは「自律神経の乱れ」に繋がります。また、ストレスは骨格の歪みにも関与します。
運動では、お仕事での同じ動作と姿勢を使用する筋肉の偏りを解消することが出来ます。
姿勢の悪さでは、バソコン作業が代表例で挙げられますが、最近ではテレビゲーム、スマートフォンなども関係があります。
①片頭痛とは
「暗い静かなところで横になりたくなる頭痛」。感覚が過敏になっており動くことで頭痛が強くなったり、音がうるさくなったり(光過敏)、日頃は耐えられる匂いに耐えられなくなったり(ニオイ過敏)、嘔吐やめまい感(前庭感覚過敏)などにより頭痛が誘発されます。
②片頭痛の疫学
片頭痛は若く発症します。特に10〜20歳以下での発症が88%とし、30歳〜40歳に最も悩ませることが多いが女性では閉経期以降現象します。女性優位の疾患でもあり性ホルモン動態の変化として男性は減少し女性患者が増加する。
③片頭痛の特徴
片頭痛の発症要因は様々ありますが、家族歴の濃い疾患でもあります。また、乗り物の酔いやすさが特徴的です。
前兆としては、視覚、聴覚、嗅覚などの感覚過敏によるものや閃輝暗点が特徴的。頭痛の特徴として、血管性のを想起させる「ズキンズキン」という拍動性の物が多いが一貫してそのような頭痛とは限りません。
④片頭痛の誘発因子
片頭痛のきっかけは必ずしも解明されていませんが、睡眠関連、天候や物理的環境、月経、アルコールや食べ物、ストレス、髪をきつく束ねることなどが考えられます。
どちらの頭痛も自律神経の乱れにより発症リスクは高くなりますが、私生活で何かしら誘発因子になっていることが多いです。運動や食事を意識して自律神経を整えていきましょう。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
江戸川区 平井鍼灸院
鈴木 開登
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