自律神経の乱れによるめまい
こんにちは。平井鍼灸院の鈴木開登です。
今回は「めまいと自律神経」についてお伝えしていきます。
めまいは大きく分けて3つあります。
回転性のものと動揺性、クラッとする立ちくらみのようなめまいです。
回転性で代表的なのは「メニエール病」と「良性発作性頭位めまい症」です。
「メニエール病」とは内耳内の液体圧力の変化により感覚器が圧迫され、内耳の機能障害が関与していると考えられています。症状としては、ぐるぐると回っているような感覚があり約20分ほど続きます。
「良性発作性頭位めまい症」とは、耳石が剥がれ落ち三半規管に入り込むのが原因です。
なぜ耳石が剥がれ落ちるのかはまだよく分かっていません。おそらく日常で頭をぶつけるなどの物理的衝撃などで剥がれ落ち、元に戻る、あるいは耳石器の中で吸収されるということを繰り返していると思われます。症状としては、じっとしているときは起こらないのですが頭を動かしたときに特定の位置でめまいが起こるのが特徴です。1回の発作は通常1分以内の短時間でおさまるのですが、再び頭を動かすと目が回るということを繰り返します。
動揺性のめまいは「酸欠」が原因で発症する場合が多いです。「メニエール病」と「良性発作性頭位めまい症」の後遺症でも起きる場合もあります。
動揺性のめまいとは、身体が浮いたような、宙を歩いているような感覚に陥るタイプのめまいです。
身体の傾きを感じている前庭器は2本の血管より栄養されています。首の後ろから入る「椎骨動脈」と耳の後ろから入る「内頚動脈」です。
この2本の栄養血管が何かしらの影響により酸欠が起きめまいが発症します。ストレス過多や睡眠の不足などにより自律神経が乱れると血液の循環や、耳、脳などに大きな影響を及ぼしてしまいます。一方で、病気や疾患などにより血液の循環や耳、脳(小脳・脳幹)の機能に不調を生じてしまうことにより、自律神経が乱れそれがめまいの原因になってしまう場合もあります。
立ちくらみのようなめまいを感じたことのある人は多いのではないでしょうか。急に立ち上がったときや、お風呂から出たときなど、頭がくらくらしたり、一瞬目の前が真っ暗になることがあります。
これは、脳に流れる血液の量が一時的に不足してしまうことで起こるとされています。
身体の血圧は自律神経が調整をしています。ストレスや疲労などで、自律神経が乱れることで、血圧の調整がうまくできなくなり、症状が出やすいといわれています。
めまいは、大きな病気が隠れている場合もありますので、めまいが発症した場合はそのままにしておかず病院に検査しに行ってください。病院に行って自律神経の乱れによるものと言われる場合がありますがその際は諦めず当院にいらしてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
江戸川区平井鍼灸院 鈴木 開登
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