5月は要注意!五月病の原因と鍼灸でできる自律神経ケア
こんにちは!鈴木開登です。
前回は「鍼治療の効果とは?自律神経を整え、不調を改善するメカニズム」についてお伝えしました。
よろしければこちらも一緒に読んでください。
https://hirai-harikyu.com/case/
今回は「5月は要注意!五月病の原因と鍼灸でできる自律神経ケア」についてお伝えします。
五月病とは?
五月病とは、新年度が始まり環境の変化に適応しようとする中で、心身に不調をきたす状態を指します。医学的には「適応障害」や「軽度のうつ状態」と関連があるとされており、特に新入社員や新入生に多く見られます。
主な症状には、
無気力ややる気の低下
不眠や過眠
食欲不振や胃腸の不調
頭痛や肩こり
動悸や息苦しさ などが挙げられます。
このような症状は、自律神経の乱れが関係していると考えられています。
五月病と自律神経の関係
自律神経は、交感神経(活動時に優位)と副交感神経(リラックス時に優位)のバランスを取りながら、体の機能を調整しています。しかし、ストレスや環境の変化によって交感神経が過剰に働き、副交感神経の働きが低下すると、自律神経のバランスが崩れ、不調が現れます。
五月病の原因となる自律神経の乱れには、以下のような要因が関係しています。
1. 環境の変化によるストレス
新しい職場や学校などの環境に適応しようとする際、ストレスホルモン(コルチゾール)が増加し、交感神経が過剰に働きやすくなります。その結果、心身の疲労が蓄積し、五月病の症状が現れます。
2. 生活リズムの乱れ
新生活が始まると、起床時間や食事の時間が変化し、体内時計(サーカディアンリズム)が乱れやすくなります。特に睡眠不足は自律神経に大きな影響を与え、疲労感や集中力の低下を引き起こします。
3. 交感神経優位の状態が続く
ストレスが続くと交感神経が優位になり、心拍数の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張が起こります。この状態が長期間続くと、副交感神経がうまく働かず、リラックスできなくなり、慢性的な疲労や精神的不調が生じます。
鍼灸治療による五月病対策
鍼灸治療は、自律神経のバランスを整えることで、五月病の症状を改善するのに効果的です。
1. 迷走神経刺激によるリラックス効果
鍼刺激によって副交感神経の働きを高めることで、ストレスを軽減し、心身の緊張を和らげます。
主なツボ:
百会(ひゃくえ): 頭頂部にあり、精神安定やリラックス効果が期待できます。
神門(しんもん): 手首にあり、自律神経を調整し、ストレス緩和に役立ちます。
2. 血流改善による疲労回復
鍼灸による血管拡張作用により、血流が促進され、酸素や栄養が全身に行き渡ることで、疲労回復が早まります。
3. 睡眠の質の向上
鍼刺激は、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促し、深い眠りを得る手助けをします。
主なツボ:
安眠(あんみん): 耳の後ろにあり、不眠症の改善に効果的です。
三陰交(さんいんこう): 内くるぶしの上にあり、ホルモンバランスを整える作用があります。
4. 消化機能の改善
五月病によるストレスで胃腸の調子が悪くなることがありますが、鍼灸治療により胃腸の働きを正常化し、消化不良や食欲不振の改善が期待できます。
主なツボ:
足三里(あしさんり): 胃腸の働きを助け、消化を促進します。
中脘(ちゅうかん): 胃の不調を改善し、食欲を安定させます。
五月病は、自律神経の乱れが大きく関係しており、適切なケアを行うことで予防・改善が可能です。
当院では、一人ひとりの症状に合わせた鍼灸治療を提供しております。五月病の症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院 鈴木開登
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