感じる事から全ては始まる

こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。

前回は、東洋医学と感情の関係性についてお伝えしました。
これからの季節は、湿度によってで脾胃に影響が出てきます。
ついつい冷たいものが増えたり、暑さで食欲が落ちたり
しやすい時期です。胃腸を労わるためにも白湯を飲んで
胃腸を温めたり、湯船につかる習慣を手に入れて
体のケアをしてあげてくださいね。

さて、今ままでもお伝えしておりますが、
人はストレスが多くなると少しずつ感覚が鈍くなっていきます。
すると、本当に体が求めている事が何かわからなくなります。
無意識に体で色んなことを感じているので
その感覚は慣用句にも表れています。

肩の荷が下りる、手も足も出ない、腑(お腹)に落ちる、
胸が痛むなど体を使った表現は色々とありますが
これは、人が感情を体できちんと感じているからです。

責任や負担が無くなれば肩の筋肉の緊張はゆるみ、
全く力が及ばなければ、フリーズし手や足に力が入らず、
納得がいかなければお腹に違和感を覚え、
良心に反することを行えば胸に痛みを覚えるなど
体は無意識に常にいろいろな事を感じとっています。

ただ、現代は変化のスピードやその速さと刺激の多さから
こういった感覚を感じ取りにくくなっています。
頭で考えている事が全て正しいと思い込んでいるのです。

体が欲する事を行えれば健康になります。
うつ状態を早く改善したいと頭で思っていても
体は望んでいない場合もあります。

動くことが体に良いとされていても、
体はそれを今は求めていないのかもしれません。

言いたいことを言いたい、
溜め込んでいる感情を発散したい
休みたい
そういうことをに体は欲しているかもしれません。

うつ状態になると、体の感覚が鈍くなるので
何を求めているのかわからず、行動も思考も
今までと同じことを繰り返しやすくなり、
結果的に改善されないまま悪化するケースもあります。

うつを改善するための事は、様々お伝えしてきましたが
大切なのは、今までの行動や思考の結果として
今の状態があるという事に気付く事です。

そしてそれに気づいたら、今までの行動と思考を変える事です。
他の誰かになるという事ではなく、体の感覚を感じる訓練をしたり
休んだりすることによって、感覚が蘇りやすくなります。
その感覚から体が欲しているものやことは何か?を
感じて行動してあげることです。

毎日の中で自分の体は今何を感じているのだろうか?と
自分と向き合う時間を作るのも1つのやり方です。

自分ではどうにもならない時は、専門家に相談してください。
1人で考えて悩むより、多くの情報を得られます。

お困りごとはいつでもご相談くださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫
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