上気の対策はうつの対策②

こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。

前回は上気の対策として、シャワートレーニングと脱力訓練法を
お伝えしました。今回は、最後にもう一つお伝えします<(_ _)>

それは、「タッチング」です。
これは、とても簡単ですが重要なトレーニングになります。
説明していきますね。

タッチングとは「触れる」ことですが、体に触れる事で
自律神経が整いやすくなり、うつの改善に繋がります。

副交感神経タイプの方は、人と良好な関係を作ろうとするあまり
相手の気持ちに同調しすぎてしまい自分を見失ってしまう傾向にあります。

例えば、自分は幸せな状態であったとしても知人が不幸な状態であると、
自分の幸せを感じる事ができずに、他人の不幸な感覚が
自分の気持ちを占領してしまうようになります。

つまり、自分自身を感じないで他人を感じてしまっているのです。
このような状態を「無境界」と言います。
簡単に言うと、自分と他人の境界が無い、
もしくは曖昧になっている状態です。

心と体は密接な関係にあるので、心の境界が無いと
体の境界もなくなりやすくなり、結果として
守るべきものが曖昧なので守れずに、不安感が増したり
常に体を無意識に緊張させてしまいやすくなります。

ですので、自分の体を触れ感じるという事はとても重要な事です。

最初は顔や腕など触れている感じを実感しやすい場所から
触れてみて、全身へと広げていってください。
特に足や足指は感じにくくなっているので体感してみてください。

ポイントは、触れている手ではなく、手が触れている部分の感じを
感じ取ってください。

これを意識的に行う事で「私は私、あなたはあなた」という
他人の境界を感じられるようになります。

一方、交感神経タイプの方は副交感神経の能力が落ちています。
この場合もタッチングはとても有効です。

自分で簡単にできますし、抵抗が無い方は
人にマッサージをしてもらうのも良いですね(^O^)

境界は、とても大切ですので
体の感覚を鍛えるとともに、自分と他人の境界を健全に保ちましょう。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました<(_ _)>

江戸川区にある整体より効果があると評判の鍼灸院