上気の対策法③

こんにちは(^-^)
平井鍼灸院の今木です。

「上気」という体の症状とそれに対する対策法をお伝えしてきました。
1つ目は呼吸、2つ目は思考、そして本日は3つ目となる「意識」について
お伝えしていきます。

突然ですが、あなたはいつも体のどこを意識していますか??

これは意外と難しい質問で、どこを意識って!?と改めて考える方が
多いのではないでしょうか?(^-^)
この、意識というのはとても重要で、意識をどこにもっていくかは
上気やうつと深く関係しています。

意識の訓練をしていないと、生物学的・脳機能的には
顔・肩・胸・腕などの上の方に意識がいきやすくなります。

視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚の特殊感覚のうち
4つは顔にあります。
顔の付近の触覚は足に比べてとても敏感です。
足に何かが触れた時の12倍も敏感にキャッチします。

これってよくよく考えるとすごい事ですよね。

感覚があることで意識ができるので、人はどうしても
体の上半身、特に顔や頭を意識してしまうのです。

意識もエネルギーの1つですから、感覚を感じやすい
上半身に意識が上り、上気やうつになりやすい状態になるのです。

対策としては
・下半身を意識すること
自分の足裏の感覚を意識して感じてみてください。
床にはピッタリくっついていますか?
体重のかかり方はどのようになっていますか?
冷えている感覚、温かさ、形など
意識することでわかる事もあれば、
意識してもわからないこともあります。

これはトレーニングで日々意識していくことで
感覚が研ぎ済まされていくので続けてみてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございまいした。
平井鍼灸院
今木 薫
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