脳の働きと自律神経
こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。
前回は、脳幹、辺縁系、新皮質についてお伝えしました。
今回は、これらの働きが互いにどう影響し合うのか
お伝えしていきます。
私たちが日々治療を行う上で、体から治すことをしているのも
脳の働きが関係しています。
私たちの身体は生命を維持するために脳幹を最優先にしています。
これは、脳幹が働かないと生きていく事ができないからです。
簡単に言うと、植物状態で生きているというのは
脳幹が働いているからです。
新皮質が働かなくても脳幹さえ生きていれば、ある程度の期間は
生命を維持する事ができるのです。
逆に、脳幹が働かないと呼吸もできず心臓も動かせなくなるので
すぐに死んでしまいます。
なので、心や性格が良い状態であったとしても
生きていくために1番重要な脳幹、つまり
体がうつになりやすい条件(筋肉の緊張、骨格のゆがみ、頭蓋骨のゆがみ)
を持っていると、うつになる確率は増えていきます。
例えば、目線が水平から5度以上低くなる姿勢を長時間続けていると
全身のホルモンをコントロールする下垂体という脳の一部の
血流が悪くなるという研究結果があります。
う
つの方は下を向いている方が多いのですが、
うつだから下を向いている場合もあれば、
下を向いているからホルモンバランスが崩れて
うつになっている場合もあります。
姿勢は主に脳幹がコントロールしているため
悪い姿勢のままでいると、良い姿勢をとっている時よりも
ネガティブに考えたり、小さなことにクヨクヨして
しまいやすくなります。
病は気からという言葉がありますが、もちろん
嫌な事があってそれが続くと誰しもいい気分ではいられなくなります。
人によって立ち直るスピードも違いますが、
体の状態が良くなると思考も感情も変化します。
心よりも体の状態が優先される仕組みになっているので
私たちも体からアプローチしていくのです。
骨格や体の緊張、自律神経の働きも検査して、
しっかり診させて頂きますので、
お困りの時は1人で悩まれずご相談くださいね。
まずは目線を上に向けるだけでもトライしてみませんか??
少しの変化は大きな変化に繋がります。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫
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