心や性格より体から治す理由

こんにちは(^-^)
平井鍼灸院の今木です。

自律神経失調症やうつ病の方の体からアプローチして
症状がよくなる理由は、その症状が出る理由が
・筋肉の緊張 ・骨格のゆがみ ・頭蓋骨のゆがみ
からくることは以前にお伝えしました。

もっと単純な理由としては
「人は体調が悪いと機嫌が悪くなるから」です。
お腹が痛かったり、筋肉痛で動くのもおっくうになっている時に、
何かあると、普段笑って流せている事でも、怒りたくなったり
落ち込んだりしやすくなりませんか?

熱の時に心細くなったり。。

これは、心や性格の問題ではなく、体に問題があるからなんです。
このことは脳の仕組みからも説明ができます。

少し専門的なお話になりますが、以下の図をみてください。

脳の働き.png

脳は、新皮質・辺縁系・脳幹の3つに分けることができます。
この3つの脳はそれぞれに担当があります。

・新皮質=性格を担当している脳
・辺縁系=心を担当している脳
・脳幹=体を担当している脳

そしてこの3つには優先順位が決まっています。
脳幹(体)→辺縁系(心)→新皮質(性格・頭)

そうなんです!体を担当している脳幹が最優先されるんです(^-^)
脳幹は、生命の維持に必要な重要な部分をコントロールしています。
これは、無意識的なからだの中の働きです。

例えば心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温や血圧などをコントロールして
生命の維持に欠かせない働きをしています。
この無意識に体をコントロールしているのが「自律神経」であり、
脳幹は自律神経の司令塔ですので、辺縁系や新皮質に比べて
優先される脳なのです。

たとえ、心や性格がいい状態であっても
最優先されるべき「体」担当の「脳幹」が不調であれば
その不調は心や性格にも影響していくことがわかります。

だから、体からアプローチしていくんですね(^-^)
体がいい状態になれば、気持ちも思考も変化するということです。

次回からはもう少し詳しく
脳幹、辺縁系、新皮質が担う役割についておつたえしていきますね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
平井鍼灸院
今木 薫
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