脳にいい油、悪い油

こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。

これまで脳(心)にとって大切な栄養素をお伝えしてきました。

●3大栄養素・・・タンパク質、脂質、糖質(ブドウ糖)
●ビタミン・・・ビタミンB1、ナイアシン(B3)、ビタミンB6
        ビタミンB12、葉酸、ビタミンC
●ミネラル・・・鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅

今日は、脂質についてお伝えしていきます。

「頭の回転を速くする脂質」

~働き~
脂質や脂肪と聞くと「太る」「健康に良くない」というイメージを
お持ちの方も多いと思います。しかし、細胞レベルで見ると、細胞の周りを包む
細胞膜は脂質からできています。細胞が十分な脂質に包まれている事が、
正常に働くための絶対条件になります。
過度なダイエットや偏った食事で脂質が不足すると細胞レベルから元気が無くなります。
また性ホルモンの材料でもあるので、不足すると生殖機能が衰える、
月経が止まるなどの弊害もあります。
悩の重量の50~60%は脂質です。十分な脂質があってこそ、
神経伝達がスムーズにいきます。

~多く含まれる食材~
牛、豚バラ肉、サンマなどお青魚、トロ、ナッツ類、種子類、卵、乳製品など

~食べ方のコツ~
肉や魚、ナッツ類、植物油、加工食品に多く含まれますが
、脳に良い油と悪い油があるので
できるだけ良質な油を摂るようにしましょう。

①液体よりも個体から摂る
油は植物油として抽出すると酸化しやすく、
体内で活性酸素を発生しやすくなります。
活性酸素は脳の働きを鈍らせるので、液体の油よりも、
脂質を含んだ食品から摂って体内で合成できるようにします。
玄米やナッツ類、ごま、肉、魚、卵、乳製品を積極的に食べます。

②脳にとって悪い油は食べない
食パン、菓子パン、洋菓子、スナック菓子、マーガリン、
ショートニング
これらは、トランス脂肪酸といって、神経伝達物質の働きを混乱させる
悪い油に分類されます。手軽に摂れるものなので、特に気を付けたいですね。

③飽和脂肪酸を食べ過ぎないようにする
肉の脂身や乳製品の脂肪分は「飽和脂肪酸」と呼ばれ
人間の体内では固まりやすいという性質をもちます。
適度に摂る分にはエネルギー源になりますが、摂りすぎると
血流障害や中性脂肪の上昇、脂肪の蓄積など生活習慣病の原因にもなります。
肉の脂身をカットしたり、しゃぶしゃぶにして脂身を落としたり
赤身を食べるなどの工夫をします。

④積極的に摂りたいのは、青魚の油
青魚に含まれる「不飽和脂肪酸」はEPAやDHAが豊富で脳の働きを高める
良質な油です。

⑤食用油や加工食品を摂りすぎない
体内では、オメガ3とオメガ6系の油のバランスがとれていないと
細胞の機能が落ちてしまいます。
ところが、、、
普段使用している食用油のコーン油、ベニバナ油、市販のドレッシングや
加工食品には「リノール酸」というオメガ6系の油がほとんどです。
麦や豆腐、肉にもリノール酸は含まれているため
自然とオメガ6系が過多になります。
なので!!
バランスを保つ為にも、オメガ3系の油である
魚油やシソ油、エゴマ油などw積極的に摂り入れる事をオススメします。

コチラのイラストご参考にどうぞ!
2644-01.jpg
油は決して悪者ではありません。
正しい情報を得て、正しく摂取していきましょう(^^)/

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院

今木 薫
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