ビタミンB群摂り方のコツ②

こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。

さて、
前回はビタミンB群のうちのB1、B6の摂り方のコツをお伝えしました。
今回はビタミンB3(ナイアシン)、B12、葉酸の
摂り方のコツをお伝えしていきます。

≪パワー全開ビタミンB3(ナイアシン)≫
●働き
3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の代謝を促して、成長や生殖に
必要なにビタミン。
神経や脳機能の正常な働きにも欠かせないビタミンの為、不足すると無気力、
うつ症状、神経過敏など心が不安定になります。
お酒を飲んだ時には、アルコールを分解する際に生まれる副産物の
アセトアルデヒドの分解にも必要です。よくお酒を飲む人や
二日酔いしやすい人はナイアシン不足に気を付けましょう。

●多く含まれる食材
豚レバー、牛レバー、たらこ、かつお、まぐろ、かじき、さば、
ピーナッツ、玄米など

●食べ方のコツ
ナイアシンは必須アミノ酸のトリプトファンから合成されていきます。
ビタミンB1,B2,B6が不足すると、ナイアシンの合成がうまくいかないのですが
魚、肉、レバーなど動物性食品を摂ればトリプトファンもナイアシン、
その他ビタミンも同時に摂れます。
すぐに疲れて無気力になりやすい人は、ビタミンB群として複合体でとる
ことに加えて、ナイアシンのサプリメントも1日1000~1500㎎飲むことも有効です。

≪集中力を高めるビタミンB12、葉酸≫
●働き
ビタミンB12は、神経伝達物質の合成を促して神経を安定させ、集中力や記憶力を高めます。
葉酸と一緒に働いて、造血作用がある為、貧血の予防や治療に欠かせません。
葉酸は、遺伝子の合成に働き、妊娠初期の胎児の成長で、中枢系の神経の発達に必要なので
妊娠中の女性には特に摂ってほしいビタミンです。
最近の研究ではビタミンB12はバイオリズムの調整に関わっている事がわかってきました。
不規則な生活で、睡眠覚醒リズムが乱れてきた人、海外旅行の時差ボケ解消にも
効果が期待できます。

●多く含まれる食材
ビタミンB12
牛レバー、豚レバー、鶏レバー、牡蠣、さんま、あさり、しじみなど

葉酸
鶏レバー、牛レバー、豚レバー、ほたて貝、菜の花、枝豆、ほうれんそう、いちごなど

●食べ方のコツ
ビタミンB12は動物性食品にしか含まれていないので、菜食主義の方は不足します。
また、高齢者や胃の手術をした人では、吸収が悪くなり欠乏しやすくなります。
レバーの煮物や貝類のお味噌汁など食べやす形で摂る事に加えて、毎食何か摂り入れる
ように工夫しましょう。

体調不良を抱える方の多くは、食生活の乱れや栄養の偏りが大きく関係しています。
「バランスよく食べている」と思っていても何かが足りなかったり、
消費量が多く不足している事もあります。
それぞれの生活習慣で必要量や多めに摂り入れた方が良い栄養素も
変わります。

何か不調が出ているなら一度、食事を見直してサプリメントを活用したり
工夫してみてください。

もちろんお菓子をやめる、コンビニ食やインスタント食品を減らすといったことも
大切になります。

未来に向けての今の行動が健康のカギです。一緒に取り組みましょう。(^^)

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫
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