心の問題は脳の中で起きている
こんにちは(^O^)
平井鍼灸院の今木です。
平井鍼灸院は自律神経失調症やうつ状態、うつ病を専門としている鍼灸院です。
今日は、心の問題は実は脳の中で起きている事をお伝えします。
そう、私たちの気分や心の反応は脳で起こっているんです。
休んでも回復しないのは脳の栄養不足が原因だったり、
うまく内臓が働かず必要な栄養の消化・吸収・分解・合成が
行われていない事で、脳にとって必要な栄養が足りていないからであり、
傷ついた細胞の修復ができていないからなんです。
私たちが楽しいや悲しい、不快だと感じる時に脳内では神経伝達物質(脳内ホルモン)
が働いています。これが心の元気の素となります。
この神経伝達がバトンリレーのようになり、絶えず信号が行き来することで
心の動きとして感じとっているんです。
神経伝達物質は心の動きにとても重要でありながら、
日々のストレスや栄養不足で大量消費されます。
単に気持ちの問題だ、私が弱いからと自分の心のせいにせず
栄養面を見直してみましょう。
今日は、神経伝達物質がどんな心の働きをしているのかご紹介します。
「セロトニン」別名ハッピーホルモン
セロトニンは、感情を安定させる脳内物質です。
不足すると、落ち込みやうつ、イライラを招きやすくなります。
心の状態→幸福感・安心感・充足感・ほのぼの気分
「ドーパミン」快感ホルモン
ドーパミンは、快感や欲求に関わり、人間の行動をリードする脳内物質です。
心の状態→ワクワクする、やる気がみなぎる、スカッと爽快、愉快な気分
好奇心、達成感、集中力
「ノルアドレナリン」緊張ホルモン
ノルアドレナリンは、脳の覚醒水準をUPする脳内物質です。
不安や緊張、怒りにも深く関与しています。
心の状態→シャキッとする、覚醒する、闘争心、衝動性、緊張
「ギャバ GABA」
ギャバは、脳神経細胞の興奮を鎮静する働きを持つ脳内物質です。
心の状態→落ち着く、リラックス、我慢、なんとかなるだろう気分
いかがでしたか??
脳内ホルモンは、どれも大切な働きがあります。
それぞれのホルモンのバランスによって私たちの心の元気は保たれているんですね。
強いストレスにさらされると大量のノルアドレナリンが出て
不快な気分になります。それを和らげるためにセロトニンが大量消費されます。
こうしてセロトニンが不足すると気分が落ち込んだり、不安が強くなったりします。
平井鍼灸院では治療とともに、セロトニン活性体操をお伝えして
ご自宅でのセルフケアとして続けて頂くようお伝えしています。
1人で悩まずご相談下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院 今木 薫