自律神経の働き

こんにちは(^-^)平井鍼灸院の今木です。
季節の変わり目で体調にも変化が出やすい季節ですがいかがお過ごしでしょうか。
なぜ季節の変わり目に体調の変化が出るのか…
それは自律神経の働きが関係しています。
自律神経には
・交感神経(働く神経・アクセル)と・副交感神経(休む神経・ブレーキ)があります。
交感神経と副交感神経はシーソーのような関係です。
交感神経が働いている時は副交感神経は働けなくなり、
交感神経が休むと副交感神経が働いて体や脳の修復をしてくれます。
またこの2つの神経は自分の意識では動かせません。
体温が上がった時に汗を出したり、運動をした時に心臓を早く動かして
酸素を全身に巡らせたり食事をしたら胃が動いて消化をしたり…
じぶんでは動かせないですよね。
自律神経は、私たちが自分でコントロールできないところを
コントロールしてくれています。
がしかし…この交感神経、働きすぎが問題なんですね。
体や脳の修復が追い付いていない事が様々な不調を引き起こします。
なので今日はこの交感神経の働きについてお伝えします。

【交感神経】が活発に働くときは
活動している時、ストレスがかった時です。戦闘モードですね。
心の状態としては、
●緊張感 ●恐怖感 ●危機感 ●怒り
●恨み ●不安 ●興奮を感じている時です。

交感神経が働くと、脳と体を動かすために最適な状態を作ります。
・血管→細くなる ・脈拍→早くなる ・血圧→高くなる
・唾液→少なくなる ・胃腸→働きが悪くなる ・瞳孔→大きくなる
・血糖値→高くなる ・呼吸→多くなる

この状態になる事は必要なのですが、これがずっと続くのが問題です。
寝る前に仕事の事を考えたり、昔の嫌な出来事を思い出すだけでも交感神経は反応します。
梅干しやレモンをイメージして唾液が出るのと同じですね。

皆さんの体は、気温や湿度の変化をキャッチして自動的に対応してます。
普段から交感神経が働きすぎて、自律神経のバランスが乱れていると
この対応がうまくできなくなり体の不調として現れます。
体調がイマイチだと感じた時は、
そのままスルーせずに体を休める意識を持ってくださいね。

今日は、交感神経の働きについてお伝えしました。
次回は副交感神経の働きについてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫