ストレスの大きさと反応

こんにちは!
平井鍼灸院の中村です。

うつや自律神経失調症の患者さんの身体を診るポイントで、
症状が出やすい身体の状態があります。

①筋肉の緊張
②頭蓋骨のゆがみ
③背骨・骨盤のゆがみ

この3つです。

①筋肉の緊張

筋肉の緊張には2パターンあります。
・感情を抑えることによる緊張
・自律神経的な緊張

感情を抑えることによる緊張は、例えば怒り、悲しみなど、自分の気持ちを解放せずにグッとこらえてしまうと、
人はどこかしらの筋肉も一緒に緊張します。

自律神経的な緊張は、ストレスを感じていると自律神経が無意識に筋肉を緊張させていきます。
自律神経は「ストレス=生命の危機」と感じるようにできているためです。

②頭蓋骨の緊張

うつの症状として「やる気が起きない」「記憶力・判断力・思考力の低下」があります。
この原因の一つとして頭蓋骨が歪んでいるためスムーズに動かずに脳の機能が低下していることがあります。

頭蓋骨は23個の骨が立体的に繋がっていて、1分間に6~12回呼吸をするように動いています。
この動きで脳脊髄液という頭蓋骨と脳の間にある液体が循環しています。
この循環がうまくいかないと機能が低下し、うつになりやすくなります。

③骨盤や背骨の歪み

頭蓋骨は、背骨の上に乗っているため、骨盤や背骨が歪むと、それに対応するように頭蓋骨まで歪みます。

して①~③は互いに連動していえ、筋肉が緊張すると骨が歪み、背骨や骨盤、頭蓋骨まで歪みます。

うつや自律神経失調症は、気持ちの面だけでなく身体を整えていくことで治っていくこと、
もし気になることがあったらぜひお話を聴かせてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
平井鍼灸院
中村 優紀