ADHDと自律神経失調症の治療実績

【自律神経失調症 症状42】
【患者像】
Iさん 20代 女性

【来院】
 2017.5

【症状】
主訴:肩こり、ADHD
Iさんの主訴は肩こりとADHDの症状で、特に肩こりは慢性的で常に血行不良が持続している。またADHDは学生時代から症状としてはあったものの、診断を受けずに過ごしており最近になって自分がADHDであると自覚をした。仕事中にありえないミスをしてしまったり、同時に仕事を複数進めている時に忘れやすくなる傾向があり、仕事に支障をきたしている。

【治療経過と内容】
治療方針
肝臓の機能を高めて、血流を神経の働きを調整する
Iさんのお体はもともとかなり歪みが強く、就職してから疲れやすい状態も続いている。治療方針としては、ADHDの症状を改善することと、歪みや肩こりの改善を並行して進めていくために、肝臓の血流を調整する機能を改善した。現在はADHDの症状を抱えつつも、仕事のやり方を工夫できるようになり、自分に対する自信も育めるようになった。肩こりも最近は感じなくなってきている。

【同時に治療した症状】
体の歪み

【使用した主なツボ】
三陰交

【考察】
Iさんは就職してから周りの人との頭の使い方で悩みを抱えていて、体の状態を改善することで自分もみんなみたいに働くことが出来ると思っていました。Iさんは仕事の能力も人間性も全く問題なく、むしろとても感じの良い方で頭の回転も速い方でした。だからこそ、症状は問題ではなく、単なる現象と捉えて施術にあたったところ改善がみられました。ご本人も仕事の成績が上がり、いまはとても前向きに過ごしています。
これからもサポートをしていきます。
以上です。