体の重だるさと自律神経失調症の治療実績 ‐東京・江戸川区・平井‐

【自律神経失調症 症状36】
【患者像】
Kさん 30代 女性

【来院】
 2017.3

【症状】
主訴:首、頭、目、背中の重だるさ
Kさんは、上記の症状を主訴としており、職場で部下との関係性が良くないために症状が出てしまう傾向がある。一度症状がでると中々楽にならず、症状が継続する。上半身全体が重たくなり、血流が悪くなっている感覚が毛続く。頭痛や目の症状につながる場合もある。

【治療経過と内容】
治療方針
首を緩めて、交感神経緊張状態を改善する。
Kさんの症状は、体のストレス耐性が下がっていることが原因となって症状が発生することを考えると、体の状態が緊張していなければ症状が落ち着く可能性がある。
特に首の硬さを緩めることで、副交感神経を優位にし、ストレスを受けたとしても症状が軽減される体にしていく。経過は順調。

【同時に治療した症状】
むくみ

【使用した主なツボ】
心兪、膈兪

【考察】
Kさんは体の不調を訴えている時に精神的に余裕がないと仰っていました。体の状態を正しく把握し、自分がなぜ体に重だるさが出ているのかを理解すれば、対処はしやすくなる。特に今回は首の硬さが自律神経の乱れを起こす原因となって体が緊張した結果、精神的なストレスがかかった際に発症している。
常に同じようなストレスを受けることはある為、体を変化させて対応させていけば、症状が改善すると分かった。
以上です。